トランザム その2

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"FAST & FURIOUS"を観てきました。邦題「ワイルド・スピード・MAX」。
このシリーズを最初に観たのはアメリカに住んでいたときだったので、どうしても「ワイルド・スピード」という題名が覚えられず、人と話すときにいつも思い出すのに苦労してしまいます。
シリーズ一番最初の映画は登場車種が日本車メインで新鮮でした。"Sport Compact"とか"Drift"という言葉が一般の人にも浸透するようになったのはこの映画の影響だと思います。また、速い日本車のことを"Rice Rocket"と呼ぶ蔑称まで知られるようになりました。アニメと共に日本の文化を世界に広めたと思います。まあ多少歪んでいたり誇張されていますが。
しかし、今度の最新作になると日本車とアメリカ車の垣根がだいぶ低くなった感があります。
「日本車はV8には絶対に勝てない」
なんていうセリフも劇中にはありましたが。
速さ的なものは置いといて、映画の中で見栄えが良いというか、迫力があるのは、どうしてもアメリカ車のほうで、これに関しては上記の言葉は当てはまると思います。

ところで、この映画のラストシーン。77年型のブラック・トランザムが出てきます。偶然ですが、昨日も「トランザム7000」を観たばかりでトランザムの事を記事にしたのですが。映画を観ながら、「このトランザムはもしや」と思いました。

 

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そしてエンドロールを観て納得。車両協力に"Yaer One"の名前がありました。ということは、劇中のトランザムはYear Oneが製作してるBAN IIIですね。撮影にちょこっと貸し出して、宣伝したのでしょう。
映画のエンドロールが始まると、席を立ってしまう人も多いですが、私はいつも場内が明るくなるまで座っている人です。ひとつは、暗い中を歩くのは危ないので無用な怪我を避けるためと、もう一つはこういう発見ができるからです。そのために、エンドロールは結構ちゃんと観ています。時々、意外な発見があったりして面白いですよ。