Corvette Fever June 2010

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annual concourse restration issueということで、C1-C3の記事が中心。
日本の自動車雑誌ではあまり見ることがない、クラッシック・コルベットのレストアの記事が日本のコルベットファンには重宝だと思います。アメリカではクラッシック・コルベットはそれだけで市場が確立されていて、NCRSという大きな規模の団体がクラシック・コルベットの管理や記録などを手がけています。

それだけに、レストアショップも乱立しているので、ショップ選びのアドバイス記事も興味深いです。ただ、日本よりは容易だと思われるのは、やはりNCRSの存在です。NCRSのTop Flight賞の受賞歴などがあれば、大外しすることはないと思われます。
私がアメリカ在住時に見てきたショウ・コンディションのクルマは、どれも素晴らしい仕上がりでした。時々、日本の方のBlogでアメリカのショップが信用できないような事態になっているのを見かけますが、そのショップそのものが悪いか、ミスコミュニケーションだと思われます。大体にして、アメリカのレストアショップの技術力は高いです。

 

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アメリカではショウ・コンディションのクルマは自走させず、クルマが一台ちょうど入るトレーラーに入れて運ぶことが多いです。ショウ・コンディションのクルマを持てるのは、自宅にトレーラーくらい置ける余裕がある人たちです。とはいえ、それはそんなに敷居が高いとは思えません。普通のアメリカの戸建て住宅ならトレーラーくらいなら置ける余裕があります。ごく平均的なサラリーマンがショウ・コンディションのコルベットを持ち、トレーラーでコンクール会場に運び込むのは珍しくありません。
日本の雑誌では、まず記事になることがないと思いますが、これはトレーラーのセキュリティに関する記事。トレーラーから、またはトレーラーごとクルマが盗まれる事例も少なからずあるようです。