MADMAX 怒りのデスロード

「MADMAX」を観てきました。
なんで今更?なのですが、たまたまいつも行く映画館でリバイバル上映をしていたのです。

映画館というのは不思議なもので、一度行くと、近日上映作の予告編を見て、また行ってしまうというループにはまります。以前は年間20本くらいの映画を観ていたのですが、どういうわけか昨年はゼロ。今年になって「スターウォーズ」を観たのがきっかけで、そのあと「オデッセイ」、「MADMAX」と続きました。
「MADMAX」も「スターウォーズ」と同じく、最初のやつから映画館で観ていたので、昨年、約30年ぶりの新作ということで観に行くつもりでいたのが、うっかり逃していたのでした。リバイバル上映してくれて良かった。

実のところ、映画自体はあまり面白くなかったのですが、30年ぶりの「MADMAX」もちゃんと映画館で観たよ、という義務感というか達成感を得られたので満足です。
「MADMAX」は、やはり色々とカッコいい1作目と、新しい世界観を作って、後の多くの作品に影響を与えた2作目までで、3作目のサンダードームは期待外れだったし、4作目である今作も、まあ想定通りでした。

私の現在のクルマ趣味の方向性は、小学生の頃のスーパーカーブームはもちろんですが、それ以上に高校生までに観た映画に強い影響を受けているのは確かで、MADMAXはその中の一作です。みんなそうだと思いますが、ストーリーの後半に登場するインターセプター(スーパーチャージャー付きのフォード・ファルコン)にやられちゃいました。

その他の、影響を受けた映画を挙げてみると。

「バニシングIN60」
最も強く影響を受けたのはこの映画。今でも、私の好きなカーアクション映画の最高峰に位置します。
カーアクション映画で難しいのは、カーチェイスの終わらせ方ですが、私はいまだにこの映画を超える終わらせ方は見たことがありません。YouTubeに全編が上がっていたので、ぜひ見てください。いつまで上がっているかわからないので、お早めに。
小学生の頃に、たまたまTVでやっていたこの映画を観て、大人になったら絶対にMustang Mach1に乗るということを決めたのでした。(今でもMach1は、欲しいクルマの一台です。)
ちなみに、後にニコラス・ケイジの主演でリメイクされたバージョンは駄作だと思います。

「トランザム7000」
中学生のとき、やはりTVでこの映画を観て、トランザムにやられちゃいました。YouTubeにはスペイン語?吹き替え版しか見つからなかったので、Jerry Reedが歌って大ヒットした主題歌を聞いてください。

この映画に強い影響を受けて、結局、私は大学生のときに79年式のトランザム(劇中のは77年式)を買ってしまうわけです。トランザムに憧れたのは、この映画の他に、東名レースを走っていて、後のトラストで活躍することになる大川氏が72年式のトランザムに乗っていたということも関係しています。
大川トランザムはシボレーのビッグブロックに載せ換えていましたが、私は千葉の解体屋になぜか転がっていたPONTIACのRAM AIR4というエンジン(結構レアなエンジンで、今なら高額なプレミアムが付く)に乗せ換えたり、まだインターネットがなかった時代に、FAXでアメリカに部品を注文したりと、かなり手を入れて楽しんでいました。クルマのいじり方は、この時に得た知識が基本です。しかし最終的には首都高横羽線でエンジン・ブローという最後を迎えました。私のクルマ人生の中で、壊れて手放したクルマは、これ1台のみ。

「激走5000キロ」
半ば伝説となっている、非合法のアメリカ大陸横断レースを描いたコメディ映画なのです。これは中学生のときに鎌倉の映画館で観ました。当時、地方の映画館は2本立てと言って、一回の入場料で2本の映画が見られるようになっていて、同時上映が「エデンの東」でした。いわゆる名画とB級の組み合わせで、普通の人は「エデンの東」を見に来るわけですが、私は「激走5000キロ」が目当てでしたので、観終わって映画館を出るときに、映画館のオバチャンが
「あら、「エデンの東」は観ないの?もったいいなわねー。」
と言ったのを今でも覚えています。まあ、男子中学生が一人で「エデンの東」を観に来る方が変だと思うのですが。
当時、デイトナはカッコいいと思っていたけど、主人公の乗るコブラには全然興味なかったなぁ。

 

「爆発デューク」
これは映画ではなく、TVシリーズです。私が小中学生のときは、こういうアメリカTVシリーズがたくさん放送されていたのです。
主人公の乗るダッジ・チャレンジャー(ジェネラル・リーという名前が付いている)が、毎回、あらゆるところを走って飛ぶのです。飛ぶといえば、ナイト20000のターボジャンプが有名ですが、あれは、おそらく、この「爆発デューク」へのオマージュだったのではないかと思います。
その飛んでいるシーンばかりを集めたのがこれ。

主題歌はこれ。聞くと思い出す人もいるのでは?

 

「白バイ野郎 ジョン & パンチ」
カーアクションというよりは、カリフォルニアの若者の生活を描いた青春物TVシリーズという感じです。色々なクルマが出てくるので、楽しみでした。白バイ警官のパンチがプライベートで乗っているのは、ファィアバードのフォーミュラ400でした。
アメリカに住んでいたときに、スピード違反で白バイに止められたことがあるのですが、「あの」CHPに止められた、ということで、ちょっとだけ感激しました。

 

他にも色々と思い出してきて、これだけでいくつでもネタになりそうなのですが、要するに、基本的にアメリカ映画に影響を受けているので、私の趣味趣向もアメリカ車の血が流れているというわけです。
これが例えば、「TAXI」とか「ザ・トランスポーター」などを観ていたら、ヨーロッパ車の血が流れることになったでしょう。
私はアメリカ車だとかヨーロッパ車だとかの区別をしていないつもりのですが、結果的に好きになるクルマにアメリカ車が多いのは、こういう理由。