[550] ブレーキ・マスター・シリンダー取り外し

先週、リアブレーキのエア抜きをしたら、明らかにペダルの踏み代が増えたので、今回、フロントブレーキのエア抜きをしたら、踏み代がまったく出なくなってしまいました。スカスカです。
色々と考えて調べました。リザーバーの経路が詰まったのではと考え、キャリパー側から圧縮空気を送り込んでみたり、リザーバータンクに圧縮空気を入れて、押し出し式でエア抜きを試みてみたり。色々と原因を想定して、試してみましたが、治らず、原因もわかりません。そもそも、タンデムのマスターシリンダーで、こういう事はあり得るのか?

うまく理屈がつけられませんが、どこにも漏れがないのに、ペダルがスカスカというのは、やはりマスターシリンダーに問題ありだろうと考え、外すことにしました。
160924-01

550は、いわゆるオルガン・ペダルなのでマスターシリンダーはフロアに付いています。よって、クルマの下に潜っての作業。潜って作業するのは嫌いなのですが。
160924-02

外したマスターシリンダーを分解してみました。。外観は古ぼけていますが、中身は特に異常はないように見えます。しかし、油圧がかかったときにどうなのか、というのは目視ではわからないのかもしれません。
ブレーキはもっとも重要な部品なので、とりあえず新品に交換してみることにします。
160924-03
このマスターシリンダーは、空冷ビートルのものみたいです。同じものは入手可能。このまま同じものに入れ替えるか、TiltonやAP Racingなどのレース用に交換するか、悩みます。

実は、ブレーキ系は、そのうちペダルをレーシンクカー用のWilwoodのこんなのや、
160924-04

Tiltonのこんなのにしようと思っていたのですが。
160924-05

いや、ただ単に見た目がカッコいいからなんですが・・・

これをやりはじめると、今の一番いい季節を乗り逃すし。ここは素直に、マスターシリンダーを同じものに交換するだけにしておこうかな。