550から458

先月ブレーキ・マスターシリンダーを交換してからしばらく走ったので、仕上げのエア抜きを実施。
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エアが抜けにくいクルマのエアを抜くコツは、しばらく走ること。エア溜まりのエアが振動などにより、ホースの中に入り込んできて、抜けやすくなるのです。基本的には、すでにエアが抜けているので、このエア抜き作業は簡単に終了。通常メンテの範囲内の作業なので、楽勝です。

さらに、アイドルミクスチャをもう1/4ほど戻して試走。ブレーキは、わずかですが踏み代が増えました。燃調の方は気温が高いせいか、それともアイドル・ミクスチャの効果なのか判然としませんが、今日はトルクの谷がほとんどありませんでした。

そのあと、知り合いのカレージでこんなのをいじってました。
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458。Liberty Walkのエアロ付き。このデザインは嫌いじゃないです。しかしこのエアロは、セットで300万円もするのだそうです。こういうパーツは、クルマの価格に比例するのかも。

このクルマ、エンジンの調子が悪い。いや、正確にはエンジンの調子は良いのですが、ミスファイヤのエラーコードが出ています。左バンクの1,2,3,4気筒でミスファイヤだと、クルマの診断機能は言っていますが、少なくとも音や排気の臭いは正常。振動もなし。ミスファイヤしているようには思えません。オーナーも走りは全然普通だとのこと。
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こいつの故障診断をしましたが、前知識なしで見たのでお手上げです。コルベットだと、ミスファイヤは、クランク角センサの角速度で見ているのですが、フェラーリも同様なのかどうか。というか、片バンク全滅というのが、そもそも変。
100万円するという診断用コンピュータの使い方もイマイチわからないので、調べて出直すことにしました。一応、458のワークショップ・マニュアルと診断コンピュータのマニュアルは、持ってきました。
こういうのは、なかなかいじれる機会がないので、少し勉強してみます。