[Cadwell] とりあえず燃調

アイドリング領域と2500rpmくらいまでの無負荷時領域は、燃調セッティングを出しました。これ以上は、走らないと、どうしようもありません。とりあえず、走れるようには見込みで燃調マップを書いておきます。ラムダフィードバックをONにしてあるので、普通に走る分には、問題ないと思いますが、加給圧制御のチェックができていないので、実走するときには加給圧に注意です。

作業は、ガレージにあるカドウェルのMOTECにノートPCを繋いで、そのPCを書斎のデスクトップからリモートで操作しました。作業着を来て寒いガレージで作業しなくても、暖かい部屋で音楽を聞き、コーヒーを飲みながらセッティング作業。21世紀であることを感じさせてくれますね。
デスクトップ機で作業しているので、画面が広くて、資料を見ながら作業できるのも楽です。こんな感じ。(画像クリックで拡大します)
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マップを書き込んでいるだけなので、エンジンはかけていませんが、もし電子制御スロットルを使っていたら、本当に遠隔でエンジンをかけて作業できます。まあ、実際には危険なのでやりませんが。
今はやりのIoTってやつ?

多分、実走テストのときは、ノートPCをモバイルネットワーク経由で、遠隔操作できるはず。K4-GPのときに富士スピードウェイでテレメトリー的なものを使っていますが、MOTECの制御も出来るでしょう。すごいな、本当に遠隔操作でサーキット走行中のマシンのエンジンセッティングが出来そうです。

私が今できる作業は、これで完了です。
次はサイレンサーを付けて実走するのとカウルを作らないと。カウルの方は、方針は決まっているので、時期が来たら発表します。かなり期待してもらっていいですよ。