AN6継手

550の燃料系配管を引きなおすために、AN6継手を組みました。
170318-02
この継手とホースは中国製で、日本製やアメリカ製の1/5くらいの価格です。
2年ほど前からこれのAN8を550の油圧系で使っています。オイルクーラーのラインで冷間始動時に1MPa以上かかっているし、120℃くらいのオイルが流れることになりますが、今のところ問題は出ていません。
今回は、ガソリンに使ってみます。仕様では、ガソリンにも対応していることになっています。

継手の精度は良く、外観も綺麗です。日本製やアメリカ製との違いはまったく見られません。アルマイトの黒と赤のコントラストもカッコいいです。ブランドのロゴらしきものが入っていますが、ブランド名、メーカ名ともに不明です。

こういった、特別に高精度が要求されない普通の機械部品は、安い中国製でもまったく問題ない物が多くなってきました。日本のメーカは、いつまでも
「中国製」=「安かろう・悪かろう」
だと思っていると、そのうち、やられちゃうと思うので、そろそろ意識を変える必要があると思います。日本製だって、今から50年くらい前までは、アメリカ製に対して「安かろう・悪かろう」と思われていたのですから。中国製だって「安くて高品質」というイメージが欧米で定着するのは、そんなに先ではないでしょう。
かつては日本製の天下だったTVなんかは、欧米では、とっくの昔に韓国製が天下を取ってます。日本製というだけで高品質と思われる時代は終わったと考えるべきです。