自作PCは趣味車だ

オンボードのLANがぶっ壊れたので、PCIeのネットワークカードを追加。
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このPCは2011年に組み立てて、ずーっと使い続けています。すでにオンボードのグラフィックも壊れていて、グラフィックボードを追加することで対処していました。
当時、ほとんど最速のCPU、メモリ全部載せ、RAID0のSSDで組んだので、6年経過した今でも、まったく遅さを感じません。しかし、オンボードの機能が次々と壊れていくので、そのうちチップセットがダメになる予感がします。久しぶりにAMDから新しいCPUが発売されたようなので、価格が落ち着いたら組んでみようかな、と思っています。

以前は、PCの組み立てを趣味と呼んでも差し支えないくらい凝っていたのですが、このPCを組んだのを最後に、まったくいじらなくなってしまいました。今回のように、壊れたのを修理するくらいです。理由は多分、もう性能不足を感じることがなくなったから。

PCはコモディティ化されたと言われて久しいし、最近の若い人は何でもスマホでやるそうで、PCは使わないらしいです。それで思ったのですが、自作PCは趣味車。一方、スマホはホンダ・フィットやニッサン・マーチのような実用車みたいな感じかなと。それでHPやDELLなどの既製品のPCはフェアレディZだったり、MX-5だったり、クラウンだったりするのだろうと思いました。
スマホは、それ一つでとりあえず大抵のことはこなせるわけです。中身の構造を知る必要もないし、パーツを交換することもなし。だからフィットやマーチ。
既製品のPCは、いろいろな用途向けの種類があって、信頼性も高いし、かといって多少のパーツ変更やカスタマイズにも対応できる。というわけで、国産の普通のクルマ。
自作PCは、自分でパーツを組み合わせたり、極端なチューニングやセッティングをしたりして、実用性よりはいじる事自体が目的になっていたりするところが趣味車。

なんて事を、ネットワークカードを挿しながら、ふと思いつきました。
で、ネットワークカードを追加したら、正常動作するようになって、こっちの問題は解決しました。