バルブカバーの交換

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エンジンはかかったし、点火時期も調整しました。
修理だけだとモチベーションが上がらないので、少しエンジンルームのドレスアップをします。

最初から気に入らなかった、COBRAロゴのバルブカバー。Mustangじゃないんだから、COBRAはないでしょ。というわけで、これを交換します。
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青いのはFEL-PROのDRY-PLUSガスケット。一般的なバルブカバーのガスケットは、カバー側に液体ガスケットを塗るのですが、DRY-PLUSは液体ガスケットなしで組めるタイプです。これを使うためには、カバーをボルトで留めるのではなく、ヘッド側にスタッドボルトを立てて、ナットで留めるようにします。そうしないと、ガスケットとがずれてしまうんですね。
スタッドボルトはTRICK-FLOW製。スタッド側のネジはインチサイズですが、カバー側のナットは今どきのトルクス。したがって、ミリ。
こういう組み合わせは、アメリカンV8を弄り慣れていてる人には定番ですが、慣れていないとブランド名からわからないですよね。FEL-PROもTRICK-FLOWもアメリカンV8のパーツの有名ブランド。
アメリカンV8は、この手のブランドが最新技術のパーツを供給しているので、古いエンジンでもパーツの入手に困ることはありません。
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バルブカバーはFord Racingにしました。
ほら、こっちの方が断然カッコイイ。
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ところがですね。ブリーザーがフードに当たるんですよ。
これにはまいった。バルブカバーの交換なんて、全然難しい作業じゃないはずなんですよ。でも、デスビもそうでしたが、このクルマ、ちょっと部品を変えると、必ず何かに当たります。
選択肢は二つ。一つ目は、背の低いブリーザーを探すこと。もう一つは、フードに逃げを切る事。逃げを切ると、Ford Racingのロゴが見えてカッコいいとは思うのですが、ブローバイでリアガラスが汚れるかもしれないし。ブローバイを吸気口付近に出して良いのかという議論もあるし。せっかくEGR無しなのに、EGR的にブローバイを吸っちゃいそうで。それに、切ったら二度ともとに戻せない。
とりあえず、背の低いブリーザーを物色してみます。写真の右バンク側はフードとの隙間が1インチ程度しかないので、オイルフィラーキャップにして、左バンク側だけに低めのブリーザーを付ける方法をとれば、多分、見つかるでしょう。でもなぁ、せっかくFord Racingのロゴで統一したのに。別のブランド・ロゴを使わざるをえなかったら残念だなぁ。