GTD40のお披露目

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前回、ガソリンスタンドで力尽きてから2ヶ月。
まだ、いろいろと完全ではないけれど、ダメ出しも兼ねて、とにかくタワーミーティングに行ってみました。GTDを置いてある会社からミーティング会場まで約10分。試運転としてちょうど良い。
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エアコンの修理がまだなので、車内はたぶん40℃は超えたでしょう。水1Lを飲み、汗を拭き拭きの走行でしたが、なんとか着きました。これ以上の距離は、暑さに身体が持ちません。

走ってわかりましたが、スロー系の燃料が全然足りていません。やはりアイドル・ミクスチャをちょっと濃くした程度では、ダメみたいです。1000rpmから3000rpmまではボコボコパンパンいっていて、3000rpmを越えると、ちゃんと走り始めます。
スロージェットの番手を1つか2つ上げないとダメでしょう。でもって、スロー系を上げるとメインにも影響するので、そっちは少し下げないと。

しかし、最大の問題はそれではなく、やはり無事には済みませんでした。
燃調が合っていないのをだましだまし運転して、会社まで戻ってきたのですが、会社の門を開けているところで、エンスト。すぐに再始動できたものの、ちょっと走るとまたエンスト。すでに会社の敷地内には入っていますが、ガレージまでは、まだまだ先。
4~5回、エンストと再始動を繰り返しながら進み、ガレージにクルマを上げるためのリフト上で、ついに力尽きました。
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しかし、ここまで来られればあとは一人でも押せる距離。最後の20mくらいは押すことになりましたが、なんとか戻りました。

セルは回りますが、初爆の気配がまったくないし、エンストの感じからしても、電気系。
プラグを外してチェックすると、まったく火が飛んでいませんでした。
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デスビもコイルもプラグワイヤも新品で、残るはMSD本体か。
調べているとMSD本体が触れないほど熱い。もともとMSDは1000rpmあたり1Aを消費するので、そこそこ発熱するのですが、それにしてもこの熱さは電子回路が正常に動作できる範囲とは思えません。
MSDはエンジン前方のバルクヘッドに直付けされていますが、このバルクヘッドも触れないほど熱い。バルクヘットからの熱をもらったり、ヘッダースからの輻射熱をもらったりして、十中八九、MSDのオーバーヒートです。完全に壊れたのか、それとも冷えたら復活するのか、冷えてみないとわからないので、今日はこのまま放置。
この気温と走行速度が低いことで、エンジンルーム内が暑くなり過ぎたのでしょう。MSDの設置場所を変える必要があります。室内に移動することを検討します。

会社の往復はコルベットでしたが、帰りのコルベットの外気温度計は39℃になっていてました。
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この気温の中、無理してタワーミーティングに行かなければ、こういうトラブルも出せなかったわけで、有意義な試運転だったと言えます。
しかも完全に止まったのはガレージの一歩手前。前回動かなくなったのもガソリンスタンドだったし、信頼性は低いけど、運は良いクルマです。