エンジンのデザイン

今日は久しぶりに気温が低いので、Corvetteを出しました。
最近は4Cの方を構っていたので、Corvetteを走らせるのは3週間ぶりになります。

このCorvetteは機械式の燃料ポンプなので、しばらく乗らないでいた場合、セル一発というわけにはいきません。キャブレターのフロート室のガソリンが飛んでしまっているので、セルモータでエンジンを回して燃料ポンプがガソリンを満たすまでは、エンジンがかかりません。
でも、クランキング5秒を3回くらいやれば、わりと簡単にかかります。簡単とは言え、インジェクションとは違って、多少のスロットルのコツはあるのですが。

少し油圧が高いことが気になりますが、調子は絶好調です。油圧が高いとは言っても冷間時で70psiの油圧計を振り切っている程度のこと。70psiは、約0.5MPaなので、それほど極端に高いというわけではありません。油圧が高くても、エンジンに悪影響があるわけではありませんが、心配なのは機械式の油圧計です。エンジンから細いパイプでダッシュボードの油圧計のところまで油圧を持ってきているのですが、そのパイプが圧力に負けて引っこ抜けたりしないだろうか、ということ。このパイプが抜けたら、室内にオイルが噴き出すことになるので、それを心配しています。電気式の油圧計だったら、そういう心配は不要なのですが。

ところで、この写真はコルベットのエンジンです。クロームメッキのパーツを含めすべて純正です。
三角形のエアクリーナーとか、クロームメッキのパーツとか、明らかに見せることを意識してデザインされていますね。メカメカしくてカッコいいと思っています。
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そしてこちらは隣の4Cのエンジン。
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リアハッチのガラスを通して、外から見えるようになっていめのですが、見せているのはエンジン本体じゃなくて、プラスチックのカバーなのです。これはないよなー、と思います。
イタリアは優れた工業デザインの国だと思うのですが、これは酷い。せっかく車体は見せるようにデザインされているのだから、エンジンも見せることを意識したデザインにしないと。
こういうところは、安い量産乗用車のエンジンを流用しているから仕方ないのかもしれません。

私の感想としては、Corvetteのエンジンの方が4Cのエンジンより100倍くらいカッコいいです。ちなみに、このカバーをとると配管がグチャとしていて、さらに酷いです。