[GT40] テスト走行

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今日は台風一過の良い天気。
昨日までに施した、MSDの室内設置と二重化、それに水温上昇対策とアイドルジェットの交換の効果を確認するためのテスト走行をしました。外気温度が33℃と高いのも、ちょうど良い。
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自宅から半径10km以内を1時間ほど走り回ってみました。そして一度も止まることなく、無事帰宅。
このクルマで、トラブル無しで戻って来れたのは、これが初めて。MSDの走行中切り替えも問題なし。
水温はクーラーONでゆっくり走っていても、98℃くらいまで。スピードを上げると、水温が下がるのも早い。うまく空気が抜けているみたいです。
低回転時の燃調もだいぶ良くなりました。キャブレターがたまに咳をするので、あとほんの少し濃くしたい。今はこれでも良いですが、これから気温が下がって空気密度が上がってくるので、濃くすることは必須でしょう。アイドルジェットの番手を65F10から70F10に上げてみるか、エマルジョンチューブを1mmから0.8mmに変更するか悩むところです。こういう時、インジェクションなら簡単なのですが、キャブはいちいちジェットを買うのでお金がかかります。しかも8個もあるので、意外とバカに出来ない金額がかかります。

今はまだトラブルになっていませんが、次に気になっているのはクラッチのスレーブシリンダー。ヘッダースに近くて、かなり熱をもらっていると思われます。ピストンシールの劣化が早そうです。一応、フルード交換だけしておきましたが、ブリーザーバルブのゴムキャップが熱で硬化変形していました。ダストブーツも、かなり劣化していてあまり状態が良くありません。遮熱板を追加するのと、オーバーホールキットを探さなければ。
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まともに走るようになってくると、運転姿勢なんかも気になってきます。
この奇妙なヘッドレストのシートもなんとかしたいです。現状、ヘッドレストが大きくて後頭部が押されているので、頭がかなり下を向いてしまい上目遣いでの運転を強いられています。リクライニングが付いていないので、シートの取り付け部にスペーサーを入れてシート全体を少し後ろに倒してみましたが、まだ頭が押されているし、今度はステアリングが遠くなってしまいました。シートスライドは付いていますが、今は一番前です。どうしたものか。
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今回のテスト走行で発見したことが一つ。
ダッシュボードの右側、警告灯が3つ並んでいます。右の二つはクーリングファンとリアフォグの動作ランプですが、その手前の赤いやつが何だかわかりませんでした。時々点くし、時々消えていたので。
これは、パーキングブレーキでした。今まで、スイッチの位置調整不良で、点いたり消えたりしていたのでした。ちゃんと調整してOK。
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台風18号のデータ

今年の8月に庭のウェザーステーションを新しいものに交換しました。
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このウェザーステーションになってから、初めての台風。
朝、起きてみると台風一過の良い天気でした。深夜に台風が通過したようなので、データを見てみましょう。

台風が通過した時に、一番わかりやすいのは気圧の変化です。
午前3時頃に991hPaを記録しています。かなり低い気圧です。この時刻に、台風がもっとも接近したと思われます。
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このときの風速ですが、最接近の時刻では風速が低くなっています。しかし、その前後でも瞬間最大で25km/h。全然たいしたことありません。25km/hは7m/sです。
ちなみに、これ、アメリカの製品なので風速の単位がkm/hで、日本で一般的に使われるm/sが選べません。アメリカではmphで表すのが一般的なので、それを単純にメトリック表記しているだけです。
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雨量も全然たいしたことなく、0時リセットの積算で1.8mm。午前2時以降は降らなかったみたいです。ちなみに、昨日1日の総雨量は35mmでした。
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湿度は、雨が降った影響で夜間はほぼ100%でしたが、夜明けから急激に下がっています。
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最後に気温です。午後1時に最高気温34℃を記録していますが、同時刻の湿度が45%程度だったので、意外と暑く感じなかったのではないでしょうか。ちなみに、緑色は露点です。
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というわけで、夜中に台風が近くを通りましたが、風雨は家の近辺ではほとんどありませんでした。
気象庁が発表する天候は、あくまでも気象台のデータ。自宅の庭に設置したウェザーステーションは、細かいデータが取れますし、なにより自宅のデータなので、色々と分析できて面白いです。

[GT40] 水温上昇対策

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先週、ラジエターの後ろ側に少し開口を作りましたが、よく調べてみると、この部分の板は車体剛性にまったく寄与していない、ただの蓋だとわかりました。そもそも、FRPだし。
というわけで、フレームの部分を残して完全に切除。
ここから空気が抜けてくれれば、多少なりとも温度が下がるのではないかと期待しています。導風板を作ればさらに効果的だと思いますが、あまり作業に時間をかけているといつまでたっても乗れないので、とりあえずこれで様子見。
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ちなみに、本物のGT40Mk2もこの部分は抜けています。もっとも、ラジエターを通った空気は、すべてフロントフードから上方に抜けるようになっていますが。
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このあと、台風が来るので、ガレージドアの台風対策を施しました。いよいよ去年作ったこれが活躍する時が来ました。活躍の機会は、無い方が良いですが。
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エイリアン: コヴェナント

久しぶりに、映画を観てきました。
「エイリアン: コヴェナント」
事前情報なしに観に行ったので、前作「プロメテウス」の続編であることは観ている最中に気が付いた次第。「プロメテウス」は確かに観たのですがあまりストーリーを覚えておらず、事前に復習しておくべきでした。「プロメテウス」を観ていないと、6割くらい意味不明になると思うので、「プロメテウス」を観てから映画館に行くことを推奨。

エイリアン・シリーズも全作映画館て観ています。一番最初のエイリアンは、確か中学生の時。今はなくなってしまったテアトル東京で見ました。スクリーンがとても大きくて、今でいうiMAXみたいな映画館で、私のお気に入りでした。
それはともかく。
エイリアンも、面白かったのは1と2くらい。あとは、なんだか方向性が変わってしまったように思います。それでも、製作すれば一定数の観客動員数は見込めるので、映画会社にとっては美味しいネタなのでしょう。いわゆる「オジサン・ホイホイ」の一つですね。で、私みたいなのが、ホイホイと観に行くという図式。

次は「スクランブル」でも観ようかな。

過去12ヶ月に観た映画の個人的面白さランキング。
1位 「この世界の片隅に」
2位 「スタートレック Beyond」
3位 「ワイルド・スピード ICE BREAK」
4位 「エイリアン: コヴェナント」
5位 「バイオハザード・ザ・ファイナル」
6位 「ローグ・ワン / スター・ウォーズ・ストーリー」
7位 「ゴースト・イン・ザ・シェル」

チャイナ・リスク

中国からの宅配便。
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中身はスマホ。
Ulefone Armor 2という機種。いわゆる、Rugged Phoneになります。Rugged Phoneは日本ではほとんど流通していないので、中国から購入しました。このスマホの事については、また別の機会に譲るとして、今回は中国の通販サイトを利用するリスクについて。
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私は、よく海外から物を買いますが、トラブルのほぼ9割は中国からの購入。
今回も例によって、先方のカスタマーサービスとやり取りをしています。実名を出しておきますが、スマホを発注したのはTOMTOPPOMPmallという二つのサイト。届かないかもしれないリスクを想定して、2社発注にしました。支払いはPayPalなので、届かなくても払い損にはならないだろうし、2個届いたら、1個はヤフオクで売って送料代くらいは儲けるつもりでした。

結局、POPMPmallへの注文はキャンセルしました。何があったかというと。
まず、発注時点。サイト表記は「在庫あり、72時間以内に発送」とありました。もともと信用していませんでしたが、4日たっても発送の連絡がないので、カスタマーサービスに問い合わせると、メーカの生産数が少なくて入手困難なので1週間待って欲しいとの返事。
いいけどさ。だったら、納期が遅れる連絡くらいしろよ。ちなみに、この時点でもサイトの表記は「在庫あり、72時間以内発送」でした。
その後も、何度か納期確認のやりとりをしましたが、その度に納期が延びて、結局、発送準備が出来たというメールが来たのは発注から3週間後。
ところが、その直後に、家の住所がDHLの遠隔地特別配送料金のエリアになっているから、追加の送料を払えと言う。しかも、その追加料金の支払先がGmailのアドレス(Paypal支払いなのでメールアドレスで支払う)。
待ってよ、家の住所が遠隔地特別料金のはずはないし、そもそも追加料金支払いがGmailのアドレスって、変でしょ? と返したら、じゃあ普通郵便で送ることにする、と。
いやいや、だってこっちはDHLのエクスプレスサービスの料金も払っているんだから、それでちゃんと送ってよ。
じゃあ、そうする、と。
わざわざ指摘しなかったけど、これ、送料着服しようとしてますね。
で、そこまでやりとりして、やっと発送かと思ったら、再び、メーカー在庫がないから、もう一週間待て、と。
だって、発送準備が出来たって言ったじゃん。ちなみに、この時点でもwebサイト上はやっぱり「在庫有り、72時間以内発送」の表記のまま。
さすがに、ここでキャンセルしました。そのときも、
「今まで何週間も待って、あと一週間待てないの?」
とか、
「似たようなので、これだったらすぐに発送できるから」
と簡単にはキャンセルに応じてくれません。仕方がないので、必殺技
「これ以上、キャンセルに応じないならPayPalにレポートするから」
を発動して、やっとキャンセル。
(以上、先方の英文はやたらとフレンドリーな文体だったけど、内容はこういう事。)

もう一方のTOMTOPの方。こちらも、激しく納期遅れと連絡なし。
発注時点では、予約商品扱いで、8/24に発送予定、予定数250と表記されていて、既受注数も同時に表示されていました。私の注文は既受注数が220くらいのとき。これなら8/24に発送されるだろうと思っていましたが、8/24に発送の連絡はなく。まあ、半分くらい予想はしていました。で、8/26にカスタマーサービスに問い合わせると、予定数の入荷がなかったから、納期が遅れるとの回答。ちなみに、この時点でwebサイトの表記は「在庫あり」でした。
で、こちらの方は追加の送料を要求されることもなく(同じくDHL)、最初の納期遅れ回答のさらに1週間遅れで発送連絡が来ました。
しかし、トラッキングを確認すると、DHLが発送データを受け取っただけで物品の受け取りはなし。そのまま4日過ぎたので、カスタマーサービスに、データだけでモノが動いていないじゃん、ってメールを出したら、そのメールへの回答はなく、翌日にDHLが物品を受け取りました。忘れていたんじゃないのか?これ。
そこから先はDHLのサービスなので順調に推移して、本日、届いたというわけ。

こういうのって、もし黙っていたらどうなっていたんだろう。
以前にも、中国のショップに部品を注文したら、一部の物が入っていなくて、問い合わせたら。
「在庫がなかった。返金する(ちなみに、ここでもサイト表記は「在庫有り」)。」
ということが一度だけでなく、何回かあって。これ、問い合わせなかったら返金するつもりなかったんじゃないだろうか、と思います。
もう、こういうのは中国の商習慣なのかもしれません。客側から文句がこなければ、そのまま放置みたいな。

日本や欧米の企業が中国に進出して日欧米の商習慣を期待した結果、いろいろと痛い目に遭うことを「チャイナ・リスク」と言いますが、個人レベルの取引でもチャイナ・リスクは存在するということで。
中国の通販を利用するのは、アメリカやヨーロッパから購入するより一段高いスキルが必要です。

[GT40] その他作業

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点火系の二重化は完了しても、課題はまだまだ残っています。

スロットルの戻りが悪く、アクセルペダルを思いっきり踏み込むと戻ってこなくなることがあります。原因は、このリンケージ。
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アクセルペダルのワイヤーが、中央の円盤を回転させて右列と左列のキャブレターのスロットルを開け閉めする構造。リターンスプリングが、直線の引っ張りバネなんです。だから、前回付近では引っ張りバネの力は強くても、円盤の回転方向への分力が弱く、うまく戻せなくなっています。こういう形式にするなら、リターンスプリングは、引っ張りバネではなくて、円盤を回すねじりバネじゃないとダメ。それから、このリンケージの角度と長さの設定が悪くて、これだとアイドリング付近と前回付近は反応が鈍くて、中間付近の反応はやたらと良いことになります。
この辺は、V型や水平対向に独立スロットルを採用した場合の問題点で、議論も盛んだし、様々な形式が売られていています。今のところ、VWエンジン用として売られている、この形式が一番素直だと思います。
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ロッドによるリンクは回転を直線運動に変換する過程で、sinによる非線形性が出てしまいますか、この写真のように回転運動を回転運動として伝達すると、角度の偏微分成分は線形になります。
こんな形式が良いだろうと思いますが、FORD用の市販品は見当たらないので、自分で作るしかなさそうです。
しかし、作るにしても時間がかかるので、とりあえずの処置として、スロットルケーブルにエンジンオイルを流し込んで、ケーブルが出来るだけスムーズに動くようにしました。これはスピダーに乗っていたときに編み出した方法です。ワイヤーインジェクターを使ってスプレー式潤滑剤を流し込むよりも、エンジンオイルを流し込む方が効果的です。ただ、エンジンオイルは粘度が高いので、流し込むのに時間がかかりますし効果が出てくるのは数日後ですが。
ミッドエンジンのクルマはスロットルケーブルが長いのでペダルに渋さが出やすいですが、それを多少なりとも改善できます。
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まあでも、これはとりあえずの処置なので、ちゃんとした対策を考えなければ。

次、水温上昇対策。
フロントフードのエア・アウトレットの面積は、ラジエター面積の約2/6しかありません。残りの4/6は、フード内のこの空間から行き場がありません。
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そこで空気の抜け道を作るため、ここに穴を開けました。
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でもまだ不十分。せめてラジエター面積の半分くらいの開口は欲しい。小型のバッテリーにして、バッテリートレイを工夫すれば、バッテリーの置き場所にも開口を作れるかも。それにシュラウドも作った方がいいかも。
検討してみよう。

次、キャブセッティング。
アイドルジェットを60F10から65F10に変更。まだ試走していませんが、エンジンをかけたときのアフターファイヤとバックファイヤは完全に消えました。いいかもしれない。

作業リスト

  1. 点火系二重化 完了
  2. ブレーキのエア抜き
  3. 電圧不安定調査
  4. スピードメータ不動
  5. アイドルジェット交換 : 済
  6. オーバーヒート対策 : 着手
  7. 油温計動作確認
  8. スロットル動作不良 : 着手

9月のタワーミーティング

GT40の点火系二重化作業は、朝のうちに終わらせていましたが、タワーミーティングにはコルベットで行きました。他にも、色々と対策しないと安心して走れないので。
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今日は常連さんの息子さんが初めての愛車でお友達と一緒に参加されていました。
若者の参加は刺激になるなぁ。自分が免許をとったばかりの頃を、色々と思い出しました。

[GT40] 点火系二重化 完了

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タワーミーティングに行く前に、点火系二重化の作業を完了しました。
言葉通り、朝飯前。

MSDの設置場所はここ。
ダッシュボードのスイッチで、黒いのを使うか、赤いのを使うか切り替えられます。MSD本体のLEDが直接見えるのて、どちらを使用しているかわかりますし、エラーも把握できます。もし、これでも止まるようなことがあれば、あとはデスビに問題ありということで。
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[GT40] 点火系二重化 その3

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コイルの2次側配線、いわゆるプラグコードを製作。
プラグコードは車種別専用品を買う人がほとんどだと思いますが、実は自分で作れます。
MSDから自作用の長尺コードと端子部が別個に販売されていますし、コードと端子を同梱してキットになっているものもあります。
私は写真右にあるMSDの専用クランプツールを使います。しかし専用ツールを持っていなくても、キットを購入するとバイスを使って端子を圧着できるツールが付属しているので、誰にでも作れます。
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これで2次側の配線は完了。
プラグコードが3本繋がっているのが、Automatic Coil Selectorです。これ、どういう構造になっているんだろう。もっと低い電圧であればダイオードを使うのですが、こういう高電圧でも使えるものがあるんだろうか。
もうちょっと配線長に余裕を持たせた方が良かったかも。配線長を適切に決めるのは難しいです。
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[GT40] 点火系二重化 その2

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二重化するのはMSDだけでなく、コイルも二つ付けます。
オートマチック・コイル・セレクターは、バルクヘッドに付けました。
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MSDの設置場所はここ。ただでさえ狭い助手席の足元がさらに狭くなりました。このクルマで助手席に人を乗せて遠くまで行くことはないだろうから、まあOK。
配線長を出すための仮置き。
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ここまで作業して、熱収縮チューブが無くなったので、今日の作業終了。
いつも、熱収縮チューブは、作業途中で在庫切れになるなぁ。多めに買っているつもりなのですが。