コルベットZR1 vs. ニッサンGTR


常々思うのですが、日本ではコルベットが正統に評価されていないと思います。日本の自動車雑誌のほとんどは、「コルベット」=「アメリカ車」=「直線番長」的な扱いをしています。でも、コルベットは昔からコーナーリングにも力を入れていました。かなり早い時期から四輪独立サスペンションでしたし、軽量化にも常に力を注いでいます。
アメリカでは、コルベットのライバルは販売的にも性能的にも昔からポルシェでした。アメリカの自動車雑誌では定番の対決記事です。「マルホランド・ラン」という古い映画では、C2コルベット vs. 356ポルシェの対決が描かれています。余談になりますが、あの映画に出てくる356ポルシェはカッコいいですね。ちょっと前から日本では356ポルシェが流行っていてかなりの売れ行きだそうですが、ああいうモディファイを施しているのは見た事がありません。日本人の感性には合わないのでしょうか?
閑話休題
コルベットです。日本では不当な評価をされているのでコルベット・ファンとしては一つ是正活動をしてみようかと思いました。それが、冒頭のビデオ。コルベットZR1とニッサンGTRの比較です。日本では高性能車の王者と思われているGTRですが、すべての項目においてZR1の方が上という結果になっています。ただし、アメリカでZR1の購買層とGTRの購買層は微妙にずれているような気がするので、この結果でどっちを買おうとか考える人はいないと思います。