CORVETTE ENTHUSIAST Mar. 2010

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表紙はCALLAWAY。
CALLAWAYと言えば、C4の時代にはシボレーのディーラーで購入できたのですが、C5世代以降はシボレーのディーラーでは販売されなくなりました。一応、コンプリートのカスタムカーとして販売は続いていましたが、カーショウでも見かけるのはC4時代のものばかりで、C5のものを見かけることはほとんどなかったです。C6では、SC580、SC606、SC652の3つのラインナップを揃えていて、SCはSuper Chargedの意味。その後ろの3桁の数字は、馬力を現しています。フロントフードの上の黒い大きな出っ張りは、そのスーパーチャージャーを収めるためのもので、これがC6のCALLAWAYのアイコンになるわけですが、私にはあまりカッコいいとは見えません。ただ、他にはない個性であることは認めますが。
この前にも書きましたが、コルベットのカスタムボディで、ノーマルよりカッコいいと思うものは、私にはほとんどありません。それは、CALLAWAYであっても同じです。

 

 

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ところがです。この号には、C5Z06のカスタムカーが載っていて、これは私の琴線に触れました。カッコいいです。しかしながら、このフロントバンパーのデザインはGMが1999年に発表したコルベットのコンセプトカーTiger Sharkのものですから、結局はGMデザインということで、やはりGMのデザイナーは一流だな、と思いました。
リアのフェンダーフレアは、昨年の記事にしたL5 Motorsportsのものです。エンジンはECSのスーパーチャージャー付きになっています。
雑誌で見る分には、とってもカッコいいですが、この車高だと実用的ではないでしょう。C5Z06はノーマルでも車高が低くて、アメリカ在住時には駐車場のSpeed Bumpで擦ってましたし、峠道を飛ばしても路面のうねりでスポイラーを擦ってました。この車高だと、Speed Bumpはまず超えられないですね。