10月のダムサンデー Sport

101003-1.jpg
予告どおり、毎月第一日曜日の恒例行事。ダムサンデーSportに行ってきました。

しかし、なぜトップの写真がこれなんでしょう?
会場に着いたら、
「タイヤがパンクしているんじゃない?」
と声をかけられ、見ると確かに1/3くらいつぶれています。まだ完全に空気が抜けきってはいないのが幸いでした。なんとなく違和感を感じていたのですが、気のせいだと思っていました。

「誰か空気入れを持っていませんか?」
と尋ねたら、皆さんトランクから小型のコンプレッサを持ってきてくれたのですが、その中で自転車用の空気入れを持ってきてくれた方がいて、それをお借りしてシャコシャコと人力で空気を入れました。コンプレッサはシガレットライターから電源をとる必要があるのですが、スヒダーにはシガレットライターが付いていないのです(実際には、カーナビなどのアクセサリ用に後付けしたのですが、風雨を避けるためにダッシュボードの奥のほうに設置してあって簡単には手が届かない)。
自転車用の空気入れは、プラスチック製なので軽くていいですね。
「俺も自転車用の空気入れをトランクに入れておこうかなぁ。」
という声があちこちから上がりました。
すぐに空気が抜けてしまうわけではないので、そのまま5Kmくらい離れたところのガソリンスタンドに直行。タイヤ外して、パンク箇所を調べているときの写真がこれです。
調べても空気が漏れている部分は発見されず。空気圧調整のときに、バルブにわずかなゴミでも噛みこんだのではないか、ということで特に修理することなく、空気圧調整だけしてもらって、ダムサンデー会場に復帰しました。

 

101003-2.jpg
本日は、20台弱といったところでしょうか。クラッシックは完全に第3日曜に移ったみたいで、ほぼ現代車のみとなりました。

 

101003-3.jpg
この2003年式マスタング・コブラは初参加の方です。私のブログを見ておられるということで、いつも読んでますと言われると嬉しいですね。あとで気がついたのですが、名刺をお渡しするのを忘れました。次は、お渡しするので、また来てください。
このコブラはスーパーチャージャー付きのモデルです。ハッキリと欲しいモデルが決まっていたので、代行業者を通じて個人輸入をされたそうです。アメリカからパーツ類も個人輸入されているそうで、そのためかいじり方もアメリカで良く見かけた感じになっていました。
この前まで、別のコブラが来ていたのですが、その方は売ってしまったということで、確か前回のダムサンデーにはプレジデントで来ていました。プレジデントというのも、ある意味でレアにクルマですが・・・

 

101003-4.jpg
willwoodの6ポッドキャリパーにNITTOのタイヤ。ブレンボにアドバンとかじゃないところが、アメリカンです。アメリカでは定番の組み合わせ。
それにしても、6ポッドがノーマルホイールに入るのがいいですね。C5コルベットだとホイールを換えないと入らないです。

 

101003-5.jpg
フェラーリは珍しいのが3台。
まずは、456GT。V12FRの4シーターです。

 

101003-6.jpg
F50は常連さん。考えてみると、シルバーはとっても珍しいかもしれません。

 

101003-7.jpg
そして、オーナーは常連さんですがクルマは初お目見えの458イタリア。
初めて見ましたが、これはカッコいい。実物を見たことがあるクルマの中では、これまでに最高にカッコいいです。フェラーリのなかでも飛びぬけてカッコいいです。いや、お世辞でもなんでもなくて、こんなにカッコイイと思ったクルマに出会ったのは子供のときのスーパーカーブーム時代以来かもしれません。私は買えないクルマを欲しいなぁ、と思うことはほとんどないのですが、これは買えないけれど、欲しいと思ったクルマでした。もっと若いときにこれに出会っていたら、いつかはこれを買えるようになろう、と本気で思ったかもしれません。

 

101003-8.jpg
写真ではどうやっても、雰囲気とかラインとかを再現できないのですが、ドアの後端からクォーターパネルにかけてのラインとか最高です。かなり大柄なサイズのはずなんですが、絞ってあるせいか、あまり大きさを感じさせません。

 

101003-9.jpg
内装も素晴らしいです。スティッチのアクセントの使い方も、特別さを感じさせてくれます。今時のフェラーリらしくスイッチがいっぱいついたステアリングホイールもカッコいい。
オーナーによれば、これまでのフェラーリと違って、機械としての基本的な品質や信頼性も高いそうです。そういえば、これは確かリコールが出ていたと思うのですが、フェラーリでもリコールするんだと思って意外でした。フェラーリが燃えるなんてのは、当たり前に知られていることだと思っていたので。長年、フェラーリに乗り続けている人も驚いたらしいです。

帰り道は、私のスピダーの後ろに、このイタリアがつきました。ミラーで写るイタリアの姿も惚れ惚れします。ググーッと迫ってこられると、ちょっと恐いくらいの迫力もあります。イタリアを後ろに従えて走るのは、とても幸福な時間でした。

今日のダムサンデーは、楽しかったです。