キーボードの改造

クルマを走らせるには、今が一年で一番いい季節ですが、本日は残念ながら雨。
それなので、ガレージでこんな事をやっていました。はじめに断っておくと、この記事はクルマとは全然関係ありません。
雨が降っているので、退屈しのぎです。

 

 

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これは私の愛用のキーボードです。ミニキーボードで、かなり小さいです。キートップは15mmピッチです。このクラスの大きさのミニキーボードは、右手小指のさらに右側の記号のキーを小さくして、アルファベットキーのキーピッチを大きくするのが普通ですが、このキーボードは、すべてが同じキーピッチになっていることが珍しいです。
私は、今となっては少数派の「かな入力」をする人なので、キーは右側の端まで目いっぱい使う必要があります。というか、「かな入力」の場合、右側のキー入力頻度がかなり高く、右側のキーピッチを狭くしているキーボードは使いにくいのです。
なら、フルピッチのキーボードを使えば、と思われるでしょうが、フルピッチのキーボードは大きすぎるのです。この大きさだと、手首を動かさず、指だけですべてのキーに届きます。慣れてしまえば、キーピッチは狭いほうが断然楽に入力できるのです。

このように、私はキーボードにかなりこだわりを持っていて、しかもそのこだわりが一般の人とは違う方向にあるので苦労します。このキーボードはもう15年以上昔に三菱電機がAMITYというペン入力PCを売っていたのですが、それのオプション設定されていたキーボードで、超レアもの。左上に「MITSUBISHI」のロゴが入っています。
私はこのキーボードに出会うまで、数十枚のキーボードを試しました。このキーボードに出会った後も、10枚くらいは購入しましたが、このキーボードを超えるものには未だに出会えていません。キーボードは消耗品です。私はこのキーボードを発見した後、秋葉原のジャンク屋やYahoo!オークションで買い集め、6枚を収集しました。すでに2枚ダメになっています。現在、自宅で1枚、会社で1枚使っているので、スペアはあと2枚しかありません。今でも、常に新しいミニキーボードをチェックしているのですが、これを超えるものには出会えず。スペアを使い切ったらどうしようと思っているところです。

ちょっと語りすぎました。本題は、このキーボードを本日ちょっとだけ改造してみたことです。
写真を見てください。ケーブルがキーボードの上端から出ています。このケーブルを横から出したら、キーボードが邪魔なときに立てて収納できるのではないか? と思いつきました。

 

 

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というわけで、開けてみました。右側の方にスペースがあって、少し加工すれば、そこからケーブルを出せそうです。
筐体はプラスチックなので加工は簡単。電動ドリルでケーブルの出る穴を開けるだけ。ちょっと難しかったのはケーブルの取り回しで、基板上側の下に入れて右側まで引き回しました。

 

 

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これが完成。ケーブルが左側から出ています。
こうすると、何が便利なのかと言うと。

 

 

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これが普通に使用している状態。

 

 

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机の上を広く使いたいと思ったときには、こうやって立てかけられると。

まあ、これだけなんですが・・・
ちょっと暇つぶしにやってみました。一応、便利にはなりました。