上がりのクルマ その1

この記事を書いてから、
「上がりのクルマって何ですか?」
と、ミーティングなどでお会いした方から聞かれることが多くなりました。
質問の意図は二つに大別できます。
一つ目は、上がりのクルマってどういう意味?
もう一つは、上がりのクルマは何(車種)?

今日は、その一つめ。上がりクルマの意味について書いてみます。

上がりのクルマを一言で言えば、人生最後のクルマです。より正確に言えば、人生最後の趣味車です。
現在、私は46歳。まだ最後のクルマを考えるには早いだろうと思われるかもしれませんが、案外そうでもありません。

いつまで生きられるかわかりませんが、趣味としてクルマの運転が楽しめるのは、長くて70歳くらいまで。これまでに最も長かった私の趣味車の保有期間は約14年。70歳から14年を引くと、56歳です。仕事を定年退職すると、おそらく趣味車の買い替えは難しくなると思うので、それも考慮すると56~60歳くらいに購入する趣味車が上がりのクルマになる可能性が高いです。あと10年です。毎年、1年間の体感時間がどんどん短くなるので、次の10年は、あっという間に過ぎるでしょう。

今所有しているZ06は8年所有、スピダーは4年所有ですが、未だに手放す気にはならないので、次に購入する趣味車が上がりのクルマになってもおかしくありません。

それに、自動車趣味の楽しみの一つは、欲しいクルマを考えて調べて所有したときのことを想像すること。
人生最後のクルマを購入するにあたって、あと10年という期間は決して長くないのです。調べたり、悩んだり、想像したりしているうちに、気が付けば10年経っているに違いありません。

今から上がりを意識して、車種を考えることは、決して早過ぎないと思います。10年の間には、いろいろと好みも変わるでしょうし、社会環境も変化します。今、上がりのクルマとして考えているクルマが、本当に上がりのクルマにはならないかもしれません。でも、そんなことは全然問題ありません。誰に約束するわけでもないのですから、いつも考え、悩み、心変わりをしながら10年かけて人生最後のクルマを決めていきます。

そんなわけで、最近、上がりのクルマという意識を持つようになりました。ちょっと気になるクルマがあったとき、
「これって、上がりのクルマにふさわしいだろうか?」
ということを考えています。