10月の第4日曜ミーティング

台風一過の第4日曜ミーティング。
風が強かったですが、快晴でした。スピダーで行きましたが、横風が強いと運転がつらいです。クルマがふらつくとかいうことではなくて、顔が風で横殴りされるので。

今日は話に夢中になっていて、ほとんど写真を撮っていないのですが、このクルマだけは紹介しておかなければなりません。
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駐車場にこのクルマが入ってきたときは、車名がわかりませんでした。ベルートネっぽいデザインと雰囲気から、もしかしらランボルギーニか?ということだけは感じたのですが。
ランボルギーニ・エスパーダ
スーパーカーブームの洗礼を受けているので、そういう名前のランボルギーニが存在していることは知っていましたが、実車を見るのは初めてでした。スーパーカーブームの時でも、これは見たことなかったです。
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3ドアハッチバック。4人乗り。リアフェイスのシースルーは、60年代後期のベルトーネデザインで良く見られました。90年代にホンダCR-Xもやってましたね。
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エンジンはV型12気筒。ツインチョークウェーバーが6基。
久しぶりにキャブレター・エンジンを見ました。
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さて、こちらは常連さんのカレラRS。
オーナーさんは、最近ホンダビートにご執心で、手放してしまったのではないか疑惑まで浮上していたのですが、今日は久しぶりに見ることができました。
カレラRSと言えば、麻宮騎亜のマンガ「彼女のカレラ」がいつの間にか「彼女のカレラRS」というタイトルになって続いていました。実は、私のポルシェの知識は、あのマンガから得ていた程度なのでした。
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ところで。
これが今日、話題にしたアストンマーチン・V8ヴァンテージです。ヤフオク!から勝手に写真を拝借しています。写真にヤフオク!ヘのリンクを張ってます。走行4.9万キロ。即決で630万円。
上がりのクルマはコルベットと決めていますが、その前に一度はフェラーリに乗っておくべきだ、という意見をもらってその通りだなぁと思いました。それでお手ごろ価格になりつつある360モデナとかを考えていたのですが、いやいやフェラーリもいいけど、スポーツカーの真骨頂はアストンマーチンだろうという考えがムクムクと持ち上がってきて、検索しているうちに見つけたのがこれ。
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いつかはアストンマーチンに乗りたいなぁ、と思ったのは実は高校生のときからで、友人たちが憧れのクルマとしてフェラーリとかポルシェとか言っていた中で、私一人がアストンマーチンV8が欲しいなどと言っていたのでした。
まあ、この個体はヤフオク!物なので程度は未知数ですが、このくらいの価格で取引されているものならば、知り合いに頼んで業販のオークションで探してもらうなり、個人売買のつてを探すなりすれば、意外と買えるのかもしれない、と思いました。
上がりのクルマまでの繋ぎとして考えた場合、値落ちも気になるところですが、この価格で中古を買えば、多分この先の値落ちは少なくて、フェラーリなどと同等に価値下落が少なくて済むのではないかと思います。少なくとも、C7コルベットよりは値落ちしないのは確実でしょう。アメリカでは値落ちの少ないクルマの筆頭として挙げられるコルベットですが、日本では不当に値落ちが早いですからね。逆に、中古コルベットを買うならアメリカよりは日本の方が断然お得になるわけですが。

コルベットにリスペクトしている私ですら、コルベットでダメダメなのは内装だと思っているわけで、C7はだいぶ良くなったようですが、それでもアストンマーチンのこの内装にはかなわないだろうと思います。
V8ヴァンキッシュはアストンマーチンの最廉価モデルですが、それでも超高級スポーツカーメーカのアストンマーチンと、量産大衆車メーカのGMでは、内装に対する絶対的な拘りやノウハウは違うと思われます。
最近になって特に思うのは、趣味のクルマは内装と外装だと思うことです。性能は、まあ、スーパースポーツと言われるクルマであれば、絶対的に不足しているはずはなく、せいぜい雑誌やネットの比較記事で優劣を見て悦に入るくらいの違いでしかありません。そういう意味で、V8ヴァンテージは、コルベットよりも絶対性能は低いと思いますが、所有満足度では上ではないだろうかと考えます。
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コルベットとアストンマーチン。日本ではまったく接点がないように見えますが、実はAMLSやル・マンのGTクラスではライバル関係にありました。これはまだ、私がアメリカ在住時、2005年にラグナセカで行われたALMSを見に行ったときに撮った写真です。奥はC6.Rで手前がアストンマーチン。これはV8ヴァンージではなくBD9ベースのBD9Rですが、この頃は、AMLSやルマンで優勝するのは、常にコルベットかアストンマーチンという状況でした。そもそも、コルベットがC5-Rでルマン常勝組になるまでは、アストンマーチンがルマン常勝でした。
この写真を撮ったときは、当然コルベット目的でしたので、ピントがコルベットに合っているのが、微笑ましいです。
それから、アストンマーチンの6速MTとリアデフはコルベットと共通です。なので、ギアチェンジのフィーリングは、多分コルベットと大差ないでしょう。さらに、V8ヴァンテージの前モデルのヴィラージュは、コルベットのチューニングメーカーとして名前が知られているキャラウェイがチューニング・モデルを手がけていたことがあります。
などなど、意外とコルベットとの接点は多く、コルベットファンがアストンマーチンに移行するのは、アメリカでは特に意外なことではありません。
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第4日曜日のミーティングから、話題がそれて気がつけばアストンマーチンを語ってしまいましたが、何度も言うように、こういう事を考えている時期が一番楽しいのです。