Z4 シャコタン用バネの続き

昨日の続き。
Loweringとか「車高を落とす」なんていう言い方はちょっとカッコ良く聞こえますが、結局はシャコタンなわけです。

オークションで落札した23iのノーマルショック付きのシャコタンバネ。ストラットから外すのが面倒なので、そのまま35iに組み込みたかったのですが、23iと35iではショックアブソーバが異なるので、組み替えなければならないわけです。
さらに、パーツリストを眺めていたら車体との取り付けは、下図の#1の部品をつけなければならないことが判ったので、ショックアブソーバがどうであれ一度はバネを縮めなければならないようです。
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というわけで、スプリング・コンプレッサーを買ってきました。
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安物なので、インパクトレンチ使用不可と書かれていて、最初はラチェットレンチでギコギコやっていたのですが、時間はかかるし力も要るしで、結局インパクトレンチでガガガッとやっちゃいました。
これは3000円ですけど、インパクトレンチ対応となっているやつは2万円くらいするので、滅多に使わない工具にそこまでお金かけられません。まあ、インパクト対応ってのは、プロが何百回と使えるくらいの耐久性があるということでなのでしょう。この3000円のやつでも、せいぜい10回くらいはインパクトでも耐えてくれるでしょう。多分。

インパクトレンチを使えば、数分であっさり外れたので、ノーマルの23iのスプリングと比較してみました。
左が23i用の純正フロント・スプリング。右がH&R製で、特にグレード別にはなっておらず23iも35iも共通です。
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H&Rは線径が太くなっていますが、巻き数が2巻き弱多くなっています。純正品のバネ定数は線形。H&Rは、ピッチが狭い部分があるので、バンプ時にはここが線間密着してバネ定数を高くする設定だと思います。したがってバネ定数は非線形、不連続。

純正品は自由長がとても長いので、ストラツトに組み込むのはちょっと苦労しそうです。