取扱説明書の厚さ

レヴォーグが納車されて今日で3日目。今日から、本来の用途である通勤に使い始めました。もちろん、何も問題はありません。運転も超快適。買ってよかったと思っていますが、最近のものにしてはめずしらく操作が複雑。
ただ走るだけなら、普通のクルマと同じです。特に戸惑う部分はありませんが、せっかくの高機能。余すところなく使いこなしたいじゃないですか。だから、取扱説明書をひたすら読んで、試して、覚えこもうとするのですが、これがなかなか手ごわい。

写真の上から3冊目までがレヴォーグの取扱説明書。上からEyesightの分冊、車両本体、そしてナビ。一番下は比較のために置いたBMW Z4です。
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写真の撮り方が上手くなくて、写真からは厚さが伝わってこないですね。
計ってみると、レヴォーグは3冊合わせて33mm。Z4は10mmです。もちろん、Z4はこの10mmの中にナビの説明も含まれています。ちなみに、レヴォーグは車両本体の説明書だけで厚さ20mm、総ページ数474です。

最近のIT機器は、まともな取扱説明書が付いてこないものが多いですし、そもそも取扱説明書を読まないという人も多いと聞きますが、私は取扱説明書を読むのは好きです。久しぶりに、読み応えのありそうな説明書で、楽しいです。

操作が複雑な事を悪いと言っているわけではないんです。むしろ、私が言いたいのはその逆。
たとえば、ステアリング・ホイールには押しボタンスイッチが15個、2方向スイッチが1組、4方向スイッチが1組。ウィンカーレバーとワイパーレバー上のスイッチは、どう数えたらいいのかわかりませんが、たくさん。表示もいっぱい。
とにかくスイッチの数が多いです。スイッチが多くて操作が複雑なものをダメだとするナントカ評論家は多いですが、はたして本当にそうですか?
私が子供の頃、機械や装置というのはスイッチが多いほうがエラくてカッコ良かったのです。いつの頃からか、スイッチを隠したり、シンプルでスッキリしたのが良いとされるようになりましたが、男の子の本質は、スイッチとメータでしょ。宇宙戦艦ヤマトでも、機動戦士ガンダムでも、超時空要塞マクロスでも、スイッチいっぱい、メータいっぱいなのがカッコいいんです。だから、このクルマの運転席は昭和世代には萌えます。
「スイッチや表示はシンプルな方が良い」なんて言う男は、それに興味がないか、きっと頭が弱いのでしょう。
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というわけで、このクルマは、特に昭和に子供時代を過ごした人向けだと思います。クルマの性能はもちろん十分以上ですがそれよりも、スイッチ多数、表示多数のワクワク感がすごいです。