パパの歌

「パパの歌」と言えば、私の世代だと忌野清志郎。

たまたま読んだ、鬼頭莫宏という漫画家の「残暑」という短編集に収録されていた「パパの歌」という作品。これを読んでMustangが欲しくなりました。
全ページを載せるわけにはいかないですが、一部だけ紹介。
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これは70年式のMustang Mach1ですね。シェイカーフードのやつ。
いつも行くミーティングに、古いモンテカルロに乗ってくる方がいるのですが、それがとてもカッコいいんですよ。去年Spiderを売った後、次の趣味車を検討しているときに、そのモンテカルロの影響であの年代のマッスルカーが欲しくなって、少しだけネットを調べてみました。結局、550Spyderを買ってしまったのですが、昨日のタワーミーティングでも、モンテカルロを見てため息が出ました。やっぱり、この年代のアメリカ車はデザインが本当にカッコ良い。
60年代後半のマッスルカーは、ミディアムクラスでも結構大きくて、私のガレージにギリギリ。しかし、Corvetteと同様、Mustangは、当時のアメリカ車としては小さいのです。
このマンガを読んで、ああMustangもカッコいいなぁ、と突然思ったわけです。ストーリーが秀逸で、それによるところも大きいのですが、今まであまり興味がなかったMustangが、俄然カッコよく見えるようになりました。これが、コルベットだったら、このマンガの雰囲気は、また別のものになっていたと思います。MustangのしかもMach1というところが、このマンガのストーリーにはぴったり。この作者は、アメリカ車のツボをよく知っていると思いました。

ちなみに、このマンガの冒頭に出てくる「雨上がりの夜空に」は、私も大好きです。多分、私と同世代のクルマ好きならみんな歌えるでしょ。

あまり興味はなかったと書きましたが、それはCorvette程という意味であって、たとえば古いベンツやポルシェよりは、Mustangの方が車種の知識はあります。
買うなら70年式のMach1かBOSS。
その年式なら、CorvetteのC3を買うんじゃないの?と思うかもしれませんが、今の気分はMustangなんです。CorvetteとMustang。同じアメリカ車ですが、雰囲気はまったく別物。Mustangの方が断然アメリカンなわけですよ。だから、昔のマッスルカーが欲しいと思ったときに、Corvetteはちょっと違うんですね。

うーむ、Mustangかぁ。心のWish Listに入れておこう。

そういえば、Mustang Mach1は最近では「マスタング・マックワン」と呼ぶみたいですが、私はやっぱり「ムスタング・マッハワン」と呼びたいですね。