Buyer’s Guide

C2 Corvetteのバイヤーズ・ガイドを買いました。
届いてから気が付いたのですが、これはイギリスの本でした。なので、右ハンドルにコンバージョンする費用なども書かれていました。25,000ポンドくらいかかるそうです。
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各パーツのシリアル番号は、どこで見れば良いのか。シリアル番号のタグの正しい形状と取り付き方はどうなっているのか、などを知ることができます。
各モデルの相対的な価格比やレストアにかかる費用の目安などが具体的な金額で書かれていて判りやすいです。
面白いと思ったのは、60分かけてクルマをチェックする具体的な項目と、それに対する評価を4段階で書き込めるようになっていること。B5サイズに近い小ぶりなペーパーバックなので、この本を片手にクルマをチェックしろ、ということになっています。これも具体的で良い。
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この本を読んでいて知ったのですが、C2 Corvetteの車両重量は1,410kg。私の2003年式Z06の車重も1,410kg。これって凄くないですか? 40年経過しても車重はほとんど増えていないということです。
Corvetteは重いという印象の人は多いと思います。確かに1960年代の日本車は600kg、700kgが普通でしたから、当時の基準では重量級ということになり、その頃の印象が今でも残っているのだと思います。今は、400馬力超級のクルマは1,700kgや1,800kgが普通なので、相対的に現代のCorvetteは軽いのです。これはCorvetteが軽くなったのではなくて、他のクルマが重くなったということですね。