通勤ポルシェ

私の通勤車のボルボを妻に取られてしまったので、今は妻のポルシェで通勤しています。
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取られてしまった理由はヒーター。ポルシェは水温の上りが遅く、ヒーターが効くまでに時間がかかります。一方、ボルボは電気自動車なのでヒーターからすぐに温風が出てきます。幸いにして、ポルシェはシートヒーターが強力なのでまだ助かっていますが、うちの方では朝は氷点下になっているのが普通なのでヒーターに時間がかかるのはマイナスポイントです。こんな場面でも電気自動車の方が使い勝手が良いのです。

通勤にスポーツカーを使うのは、20年ぶり。
ケイマンのベースグレードクラスだと、通勤に使うのも案外と苦ではないどころか実は結構楽しい。2,000ccの300psですが、予想以上に下のトルクがあって、発進にもたつくことがありません。この手のクルマにしては後方視界も普通に良くて、困ることはないです。車体の大きさも、比較的コンパクトなので駐車場を選ぶ必要もないです。普通に実用車として使うことに何も問題はないですね。
ただし、やはり通勤用途としては足が少し硬すぎる感じがします。オプションのPASM(Porsche Active Suspension Management)を選んでおくと、乗り心地がだいぶ改善されると聞きました。未装着車の場合オールマイティなサスペンション・セッティングにするために、スポーツカーらしく硬めの足回りですが、 PASMが付いている場合、目的によってサスペンション・セッティングが変わるので、通常用途だとより柔らかい乗り心地になるのだとか。次買うことがあったら、絶対つけよう。

結構気に入ったので、このまま交換しちゃおうか? と妻に提案してみましたが、これは気温が低い今だけの対応で、少し暖かくなったらまたポルシェに戻るそうです。寒いから仕方なくボルボに乗っているということです。残念。