The Under 100 Club

Motor Trend誌がテストしたクルマの中で、60MPH(96.6Km/h)からの制動距離が100ft(30.5m)以下だったクルマのリスト。


車名

制動距離(ft.)

2011 Chevrolet Corvette Z06 Carbon Edition

93

2008 Ferrari 430 Scuderia

93

2012 Chevrolet Corvette Z06 Centennial Edition

94

2012 Lexus LFA Prototype

94

2010 Porsche 911 GT3

94

2010 Ferrari 16m Scuderia Spyder

96

2009 Audi R8 5.2

96

2008 Audi R8

96

2009 Chevrolet Corvette ZR1

97

2008 Dodge Viper ACR

97

2003 Dodge Viper SRT10

97

2011 Porsche 911 GT3 RS

98

2010 Lamborghini Murcielago LP670-4 SuperVeloce

98

2009 Chevrolet Corvette ZR1

98

2008 Porsche 911 GT2

98

2011 Nissan GT-R

99

2010 Chevrolet Corvette ZR1

99

2010 Ferrari 458 Italia

99

2010 Porsche 911 Turbo

99

2009 Porsche Boxster S

99

2007 Porsche 911 GT3

99

コルベットが5台、リストに載っています。より軽量なZ06がZR1よりも上位にあるのは、納得できるところ。コルベットの上位4台はタイヤがMichelin Pilot Sport Cupという、日本で言うところSタイヤに近いものなので(しかし純正装着タイヤ)、タイヤ性能に頼るところか大きいのかと思いましたが、99ftを記録している2010年式のZR1はMichelin Pilot Sport PS2という、普通のハイグリップタイヤです。
リストを眺めて、注目するのは97ftにある2003年式のバイパーSRT10。Motor Trend誌上で最初の100ft切りを果たしたクルマだそうです。
このクラスで1ft,2ftはテスト条件によって簡単に変動すると思うので順位は時の運だと思っていいと思いますが、はっきりと言えるのは、コルベットの制動距離は世界に名だたるスーパーカーと同じクラスにある、ということです。
一方で意外なのは、たとえば超軽量を武器にしているロータス・エリーゼやエクシージのようなクルマがまったく顔を見せていない事。「軽い」=「ブレーキがよく効く」という図式は単純に成り立つものではないようです。だたし、繰り返し制動というようなテストがあれば、また別だと思います。

元記事 Motor Trend