550 Spyder クランクケース交換 23 Oil Pressure is OK

今日は午前中にタワーミーティングに行って、午後は庭の芝の手入れをしていたので、夕方からの作業になってしまいました。

いきなりエンジン始動するのではなく、確認の段階を踏みます。まずは油圧が出るかの確認です。

エンジンルームは、油圧センサの配線を行い、オイルラインを接続しました。
デスビの取り付け、オルターネータの台座も付けます。ピストンの位置がわかりやすいように、デスビのキャップを外しておきます。こうすれば、ロータの位置でピストンがどういう位置にいるのか、わかります。
点火プラグは外しておきます。インテーク・マニホールドをふさいでいる養生テープを忘れずに剥がします。
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そして、ついにオイルを入れました。
4.5L入れて、レベルゲージの下限ラインでした。もうあと1Lくらい入りそうです。結構オイルが入るんですね。空冷なのでオイル量が多いのかな。ちなみに、オイルはいつものMobil1。コルベット用にペール缶で買っているやつの残りです。
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オイルを入れたら、どこからも漏れていないことを確認します。ダラダラと流れ出てくることはないので、組み忘れなどはないようです。
そこまでやったら、予備のバッテリーをつないで、スターターモータだけでエンジンを回します。点火プラグをはずしていたのは、圧縮工程のモータ負荷をできるだけ下げるのが目的です。
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油圧警告灯が消えればOKですが、なかなか消えません。
スターターモータの連続稼働時間は30秒として設計されている、と何かで読んだことがあるので、クランキング時間は20秒を目安に、休み休み何度も繰り返します。20秒回したら、30秒休憩。モータとケーブルを触って熱くなり過ぎていない事を確認して、また20秒回すという具合です。
10回以上繰り返したと思いますが、何か間違えたか?と不安になる頃に、ようやく油圧警告灯が消えました。さらに、数回繰り返してエンジン内部にオイルを行き渡らせます。

ここでオイル漏れを発見。
幸いにして、オイルポンプの出口側のオイルホースのホースバンドの締め込みが甘いだけでした。まし締めして、OK。よかったぁ。
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オイル漏れの兆候はないし、油圧は正常に上がるので、たぶんもうエンジンを降ろす必要はないと判断して、油圧センサ、油温センサへの配線を仕上げます。
さらに、キャブレターを取り付けて燃料系統の配管を接続しました。
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ここまでやって時間切れ。
あと、点火プラグ、デスビキャップ、プラグコードを取り付けて、外してあった点火系と燃料ポンプの配線を繋げば、エンジンはかかるはず。
しかし、夜になってしまったので、ここまでにしておきます。エンジン始動まであと一歩のところまで来ました。