「天気の子」

ほとんど毎週のように映画館に通っていた時期もあれば、1年くらいご無沙汰の時期もあります。今は、あまり見なくなっている時期。

2か月半ぶりに観た映画は「天気の子」。
話題の新海誠監督のアニメ映画。

新海誠監督は、「ほしのこえ」をDVDか何かで観たのが最初。70年代の海外ハードSF小説を日本風の青春物に変換したようなストーリーが気に入りました。その後公開された「雲の向こう、約束の場所」で注目するようになり、公開される都度、見るようにしています。前回の「君の名は。」が異例の大ヒットとなったため、何かちょっと複雑な気持ち(デパートの屋上で歌っていた新人アイドルが紅白に出たような)を抱きます。

私も「異常気象」という言葉には違和感を感じていました。
地球の歴史は45億年。そのうちの、たかだか100年くらいの記録から逸脱したから「異常」というのは、視野が狭すぎるのではないだろうかと。

映画自体は、もちろんとても面白かったのですが、観ている最中に、
「若いっていいなぁ」
などと思ってしまい、高校時代から精神年齢はあまり変わっていないつもりだったのに、やっぱり年齢を重ねてしまって精神年齢がすでに少年ではなくなっていることに、軽いショックを覚えました。
最近は涙腺が弱くて、何でもないシーンでもその先の展開が見えてしまうと涙が出てきてしまい、自分自身にうっとおしさを感じてしまいました。これは一体、どういうことなんだろう。

過去12ヶ月に観た映画の個人的面白さランキング
1位 「天気の子」
2位 「オーシャンズ8」
3位 「空母いぶき」

1年間で3本しか観ていないのか。