[LC] 追加セキュリティーの弊害

半導体不足を理由に、スペアキーが一つ足らない状態で納車された我がLC。先日の6か月点検の時に、スペアキーが追加されるはずだったのですが、社外品のセキュリティーのせいで、スペアキーの登録ができず、後日仕切り直しとなりました。

今回はセキュリテーの取説をよく読んで、スペアキー登録の設定方法を調べてから、再度レクサスディーラーに赴いたのですが。
説明書どおりに操作しても、スペアキーの登録ができず、またしても断念。
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インストーラーのショップに行って、操作方法を教えてもらってから再々チャレンジすることになりました。
不便ではありますが、保険会社の統計で盗難台数のトップ10のうち8台がレクサス車である現状を鑑みると、やはり社外盗難防止装置は必須と言えます。ディーラーからも、社外のデバイスが付いていることに、何も文句は言われませんでした。
セキュリティーが付いていなければ、修理工場にクルマをあずけるとオーナーの同意なしにスペアキーが登録できてしまいます。万が一、その整備工場が自動車窃盗に関係していたら、後日、たとえば半年後にでも簡単に無傷でクルマが盗まれてしまうことになります。そういう可能性を考えれば、追加セキュリティーシステムが、キーの新規登録を阻むのは当然の処置でしょう。

スマートキーになった現代のクルマは、クルマを盗むことは難しくなったと思われがちですが、このような電子錠システムは、一度解析されてしまい、盗難用のデバイスが作られてしまうと、デバイスを入手した人は簡単にクルマを盗むことができてしまいます。一方、昔ながらの機械式の鍵は、技術を必要とするので、練習や経験が欠かせません。現代においては、案外、機械式の鍵の方が盗むハードルが高いかもしれません。