[C3] Pit WORK F-ZERO 投入

毎日新聞 「特集:ハイオクガソリン不正」 
シェルのVパワーだけ正直でした

この報道が出る前から、クルママニアの間ではShellが良いという人が多くて、私も少し遠くてもShellのガソリンスタンドで入れていました。Shell神話は都市伝説的なもので、自己満足だと思っていたのですが、実はShellだけはまじめにハイオクガソリンを供給していたことが明らかになった事件です。

で、そのShellが出光と合併して今まで黄色の貝のマークだった近所のShellのガソリンスタンドがアポロステーションという赤い出光のブランドロゴに変わりました。報道によれば、旧Shellのガソリンスタンドはアポロステーションになってからはアポロステーション規格のハイオクを提供するということなので、旧Shellと同等ではないと思われます。あの信頼の貝のマークがなくなってしまったことで、同じガソリンスタンドなのですが、なんとなく不信感が生まれてしまいます。

アポロステーションになってから何度か給油しましたが、ノックセンサーなどが付いておらず11.5:1という、わりと非常識な高圧縮エンジンが、特にノッキングなどせずに回っているので、オクタン価に関しては大丈夫なのでしょう。が、清浄剤は入っていないと思います。入っていたら、旧Shellのように宣伝するでしょうから。

というわけで、これからはガソリン添加剤を自分で入れることにしました。ネットで調査すると、ワコーズのFUEL-1という商品の評判が良く、Youtubeでの検証動画も上がっています。そして、これのOEM品がPit WORK(日産純正部品)のF-ZEROという添加剤だとの情報が複数見られました。
真偽はともかく、大手自動車メーカの純正品という点で品質の信頼性が高いと判断して、F-ZEROを入れることにしました。
F-ZEROと言えば、その昔ファミコンのレースゲームがあって、結構やりこんだ記憶がありますが、それとは無関係です。商標登録の分野が違うのか、それとも商標権が切れたのかはわかりませんが、同じ名前。
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面倒なので、ファイバースコープで燃焼室を覗いて、効果を確認するなどというとはしませんが、とりあえずうちのハイオク車には全部これを定期的に入れておこうと思います。これはガソリンの酸化劣化も防止するらしいので、あまり給油の頻度が高くない趣味車に使うには良いでしょう。たぶん。

ガソリン満タンにして、F-ZEROを入れて、近所を一回り。
ま、特に体感できる変化はありません。ただ、相変わらずエンジンはメッチャ調子いい。
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