スマホ新調 Galaxy Z Fold 5

メイン(プライベート用)のスマホを新調しました。
Galaxy Z Fold 5
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初めてキャリアからスマホを買いました。これまでは人と違う、特徴のあるスマホを使いたくて、海外から個人輸入したものばかりを使っていたのです。それが通信キャリアから購入することにしたのは、そろそろフォルダブル・タイプに手を出したかったのと、オサイフケータイを使いたくなったからです。今はキャリアから普通にSIMフリーで買えるのですね。
それにしてもオサイフケータイ。世界標準はNFCなのに、日本はFelicaという日本独自チップを使っていて、やっぱりガラパゴス化しています。日本でスマホ決済を使おうと思ったら、Felicaを搭載している日本仕様でなければなりません。日本は何でも独自仕様にして、世界から取り残されます。

それはともかく、Galaxy Z Fold 5。定価で27万円。ドコモの残価設定の分割払いでも16万円。勢いで買ってしまいましたが、よく考えたら高級ノートPCよりも高い。しかし超高度な工学技術の結晶をポケットに入れて、日常使いが出来ると思えば、お得と言えるかもしれません。

で、フォルダブル。使い始めて2週間ですが、良い。
いろいろと試した結果、落ち着いたのは、サブ画面(折りたたんだ時に表示されている画面)に表示する画面を、メイン画面(広げているときの画面)の半分を表示する設定です。
これがサブ画面。
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それで広げると、こう。サブ画面の2画面分が表示されます。
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通常のスマホ操作は折りたたんだ状態で、普通にこなせます。動画や写真をみたりゲームをしたりするときは開いて使います。
レビューでは必ず言及される画面の折り目ですが、私はまったく気になりません。
フォルダブル、便利です。
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少しだけ厚くて重いですが、幅が狭くなっているので持ちやすく、気になりません。むしろ、以前に使っていた薄くて幅広よりも良い。
それにしても、画面が曲がるんですよ。私が子供の頃、画像を表示する機器はブラウン管でした。デカくて重い。持ち運ぶものではなかったですし、曲がるなんて想像もできませんでした。21世紀の今、画像を表示しているものは紙のように曲がるのです。そして、走査線もドットも見えません。
使われている半導体チップは4nmノード。私が社会人になって半導体業界に関わるようになったときは、1ミクロン(すなわち1000nm)とか言っていたのです。現在の人類技術の最高峰。こういうものが普通に買えて、日常に使えるようになった世界。やはり、我々は未来に生きているということを実感できます。
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いままで使っていたXiaomiのMi11 Ultra。日本未発売。発売当時は、スマホの最高性能機種でしたが、これもあっと言う間に時代遅れ。まあ、普通に使えるし、今でも十分に高性能ですが。こういうのはクルマと同じで、600馬力のクルマに乗っているという満足感が重要なのです。
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