ディスカバリー・チャンネルに「ガレージ・リハブ」という番組があります。ディスカバリー・チャンネルの以前の番組で財を成したリチャードが、倒産寸前の自働車修理工場を再生する内容。いわゆるリアリティ番組の一種ですが、本当にリアルなのかは疑問に思うところ。
再生を希望するオーナーのショップに行ったその日にオーナーに決断を迫り、それからたった2週間で工場内のすべてを刷新するのです。
https://www.dplay.jp/show/garage-rehab
懇意にしている外注先があるリチャードの地元ならともかく、まったく初めての土地では、「明日から工事をしてくれ」と言ってやってくれることはまずないだろうし、工場設備だって2週間で揃うはずもない。
事前に綿密な計画を立てたうえで、TVの演出によって2週間で決断~設計~手配~施工を終わらせているように見せているだけだと思っています。
3本くらいまでは面白いですが、ディスカバリー・チャンネルに多いワンパターン型のドキュメンタリーなので、すぐに飽きてしまうのですけどね。
その番組を見て思うのは、自分のガレージもクルマ以外の一切合切を全部捨てて、最小限必要なものだけにしたあとに、綺麗でおしゃれなガレージにしたいということ。
家を建てて13年。ガレージには少しずつガラクタが溜まり、いつか使うかもしれないと思って捨てられないパーツとか工具とかが空間を無駄に占領しているのです。
そこで、今日思い切って、わりと大物のガラクタを廃品回収に出しました。
20年前のAVアンプ、このまえ終了したサーバーなどなど。
コンプレッサーはまだ使えるのですが、もっと静かで縦型のものが欲しいのにコイツがあるせいで手が出せずにいたので、廃棄。
エンジン・クレーンは油圧ラムが壊れているのと、これだと華奢過ぎてコルベットのビッグ・ブロックは持ち上げられないので廃棄。
工具置きテーブルはただの邪魔者なので廃棄。
空冷VW用のエンジンスタンドは、もう使用予定がないし、誰も欲しいと言わないので廃棄。
この写真を撮った後にも、さらに思い切って、ホイールとかピストンとかエンジンブロックとかも出しちゃいました。ガレージ・リハブとまでは行きませんが、何年も持っていた「いつか使うかも」が捨てられたので、ガレージはスッキリ、気持ちもスッキリです。
まあ、手間をかければ多少のお金に換えることも出来たかもしれませんが、そう思いながら何年も処分できなかったので、この先もそれだけの手間をかけるとは思えず。
「いつか使うかも」でとっておいた部品が役に立ったこともないわけではありませんが、圧倒的にガラクタになる可能性が高いので、これからは出来るだけ捨てようと思います。
ただし、捨てちゃダメなのはオリジナルの部品ね。これだけは捨てないように気を付けなければ。