2007年9月24日

ヤナセは純正指定品を使っていない

現代のコルベットのオイル交換指定サイクルは、オイル交換モニタが指示したときか、または12ヶ月ごとです。昨年の11月にオイル交換したので、そろそろオイル交換時期が近づいています。
昨年は、日本で初めてのオイル交換ということでヤナセで交換してもらいましたが、今年は自分でするつもりです。なぜなら、ヤナセはたぶんGMの指定通りのオイル交換をしていないと思われるからです。

070924-1.jpg
これは、昨年にヤナセでオイル交換したときの納品書です。
まず、オイル5W40ですが、コルベットのサービスマニュアルで指定しているオイル粘度は5W-30です。もし5W-30が手に入らない場合、気温が-18℃を下回らなければ10W-30を使っても良い。気温が-29℃を下回る場合は、5W-30か0W-30を推奨する、と書かれています。
そして、
"Do not use other viscosity grade oils, such as SAE 10W-40 or SAE 20W-50 under any comditions."
という記述があります。すなわち
「どんな状態であれ、これ以外の粘度(たとえば10W-40や20W-50のような)は使用してはならない。」
ということです。でも、ヤナセが使っているのは5W-40です。GMのサービスマニュアルの指示を守っていません。

次に、オイルフィルターにPF46を使っていますが、コルベットの指定フィルタはPF44です。
070924-2.jpg
これはACDelcoが公開しているフィルタの仕様です。左から
型番/高さ(mm)/外径(mm)/ねじ/リリーフバルブ/ドレンバックバルブ
をあらわしています。
PF44とPF46は外径が1mm違うことを除けば、形状的には同じです。したがって、互換性があると思ってしまうところですが、一番右のドレンバックバルブの有無に違いがあります。ドレンバックバルブとは逆流防止弁。ドレンバックバルブのあるPF44は、エンジン停止後にフィルタより後ろ側のオイルが保持されます。PF46はフィルタを逆流してオイルがオイルパンに戻ります。すなわち、PF44ではエンジン始動時に油圧が早く上昇します。コルベットのような趣味車はエンジンが停止している期間が長い事が多いので、ドレンバックバルブが付いていると思われます。

以上でわかるように、ヤナセでオイル交換すると、エンジンオイルもオイルフィルタも正規のものを使っていません。これが重大なトラブルにつながるか、というとそんなことはないでしょう。でも、ヤナセは正規ディーラーであって、GMが指定する正規の整備を行うべきです。それを期待して高い整備料金を払うのですから、そうしないのなら、オートバックスでオイル交換するのと同じです。

ということがわかったので、今年は自分でオイル交換することにします。

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