2009年8月14日

K4-GP FUJI 1000Km

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K4-GP FUJI 1000Km。今年も無事に出走&完走です。ドライバーは、昨年の7名のうち4名が抜けて、新たに新人ドライバ-3名を起用して、合計6名。そしてお手伝いの人員不足のため私がチーム監督を兼任することになってしまい、色々と経験させてもらいました。
今年はドライバー交代の回数を大幅に減らすことによって、ピットでの停止時間を減らし、また回転数のリミットを8000rpm(去年は7000rpm)に設定することで少しは順位を上げられるように作戦を立てました。

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しかし、それで一気に厳しくなったのは燃費です。今年の燃料規定は95L。我々のチームはトップ争いに加われるものではないので、これで1000Kmを走らなければならないわけではないですが、それでも8Km/L半ば以上は維持しないと、ゴールまでは持ちません。去年はレース終了時に20L近く燃料を余らせていたので、今年も余裕だろうと思っていたのですが。
前日の練習走行で燃費を計測してみると、7Km/L前半程度。しかも、シケインを使ったコース設定にもかかわらず、去年よりも段違いに速いタイムを皆、出してきます。このペースで走ったらゴールまで絶対に燃料が持ちません。チーム監督として作戦を組み立てなければならない身なので、悩みに悩みます。さらに、一回あたりの給油量は事前の申告制で、一回の給油量が申告値を超えることは出来ないし、申告値分入り切らなかったら廃棄です。ドライバー交代や給油にかかる時間も、去年のデータから大体予想できるので、これらの条件でもっともロスのない作戦を立てなければなりません。前日の練習走行時間の間中、私はピットでパソコンのエクセルデータとにらめっこです。
これが最も苦労したところですが、その半面で、我々のチームも燃費を考えて走らなければならないようになったんだなぁ、と嬉しくもあり、楽しくもあり。

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各ドライバー1回目の走行で、半分以上の燃料を消費。このとき、レースは始まってまだ4時間。残りの6時間は、燃費を意識しての走行となります。基本的には最高回転数を7000rpmに抑えての走行ですが、経験者は下り坂でクラッチを切ったり、なるべく減速をしないような走りを、それぞれの技量に応じて行います。
私はスリップストリームを多用してみました。昔、レースをやっていたときは箱車ではなかったので、スリップストリームの効果はいまひとつ感じたことはなかったのですが、箱車でやると効果絶大でした。7000rpmに抑えて走行中、自分よりちょっと速くて大きなクルマを発見して、ずーっとそのクルマの後ろにピッタリと張り付きます。すると、エンジン回転数に対するアクセル開度が全然違う。富士スピードウェイの長いストレートでは特に効果が大きくて、アクセル開度3/4くらいで最高速に達することができます。自分に課せられた周回数をこなしても、ガソリンが全然減ってなくて、急遽、ガソリン給油のタイミングを変更しなければならないほどでした。
他のドライバーも確実に燃費をセーブした走行に切り替えてくれて、燃料は若干あまり気味に。ペースも意外と速くて、当初計算していた周回数よりも回って、無事にゴールです。

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ドライバー交代の写真。運転席に座っているのが私です。

今年は、半分以上のドライバーが参加を辞めてしまったり、お手伝いの人が集まらなかったりで、一時はどうなることかと思いましたが、なんとか出走までこぎつけ、無事に完走できたことはうれしいです。加えて、周回タイムも大幅にアップして燃料消費率が増えたことで、燃費を気にしつつ速く走るというK4-GP本来の楽しみもできるようになりました。

ドライバーおよびお手伝いの人に感謝。そして、来年はもっと早くからチームの準備をして、もっと楽しめるようにチーム体制にしようと思います。
それにしても上位のチーム。どうしてあの平均速度で燃料が足りるのだろう。きっと、色々な工夫をしているに違いない。もっと研究しなければ。速く走ることと燃料を節約すること。この二つの相反する目標を達成することが、K4-GPをより難しいレースにしているのだと思います。だからこそ、楽しいわけです。

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