2010年1月11日

増車

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我が家のフリートに新たな一台が加わりました。Doppelganger 903 Differentialといいます。

家からクルマで10分ほどのところに流れている河に沿って、全長15Kmの遊歩道があります。健康のために、その遊歩道を歩いたり走ったりしていますが、変化をつけないと退屈です。そこで、自転車でも走ろうと思いました。
どんな自転車を買おうかと、webで色々と調査しているときにみつけたのが、この自転車です。スペックがどうのこうのとかではなく、このデザインにやられてしまいました。
私は自転車を趣味にしているわけではないので、一般的な自転車趣味の人にどう映るのかわかりませんが、私にはすごくカッコ良くデザインされるていると感じました。カラーリングのセンスも抜群です。

 

 

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自転車の特徴の一つとして、パーツが規格品で出来ていることが挙げられます。だからパソコンのように、個々の部品を好きに組み合わせて、好みの自転車を組み立てる楽しみがあります。ただ、最初からパーツ単体で買い集めていくと結構な金額になってしまうので、完成車を購入して、少しずつ自分好みのパーツに交換していくのがいいと思いました。こうした時に、一番その自転車のキャラクターを現すのはフレームデザインだと思いました。フレームのカタチとカラーが最重要です。その点で、この自転車は私の琴線に訴えてくるものがありました。メーカーでもデザイン重視にしているようで、ヘッドチュープの周りの溶接のビードがきちんと整形されていてスッキリしています。
これをベースに、乗りながら少しずついじっていこうと思いました。自転車の部品は、クルマに比べると安いし軽い。工具も多少の専用工具は必要ですが、すべてハンドツールです。たとえば、クルマの駆動系をいじったり、エンジンを交換したりとかいう作業と比較すれば、敷居はとても低いのです。

 

 

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しかしです。サドルは、自転車の定番の交換アイテムだと思いますが、ここまでフレームと合わせてデザインれているので、交換する気にはなりません。これは、多少お尻が痛くなろうが、我慢しちゃうでしょう。この自転車、トータルでデザインされているので、簡単に部品を交換しては、かえってデザインの完成度が下がってしまいます。

 

 

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フロントフォークは、私の感性は白だと言っています。幸いなことに、ここのロゴはステッカーでした。これなら、メーカーに頼めばパーツとして出してくれるかもしれません。ダメでも、暖めながら綺麗に剥がせはなんとかなりそうです。ちなみに、ホイールのブランドロゴもステッカーです。ただ、ホイールのデザインは気に入っているので、当分はこのまま。ディスクブレーキにするのもアリだなと思いますが、ハブが見事な赤アルマイトなので、ディスク対応の同様なカラーリングのハブを見つけなければなりません。やるならキャリパーも当然赤でしょう。

 

 

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デザインとはまったく関係ないのですが、まず最初に交換しなければならないのが、タイヤのバルブです。これ、いわゆるママチャリなんかに使われているのと同じ、自転車専用のバルブ。世間一般で、このバルブに適合する口金のポンプは普通なのかわかりませんが、クルマ趣味にしている人にとっては、このバルブでは空気が入れられません。
自転車用のポンプを購入するという手もありますが、それよりはクルマと同じバルブのチューブに交換してしまったほうが安いし、汎用性が高まります。そうすれば、コンプレッサーのエアが使えるし、ガソリンカスタンドでも気軽に空気を入れることができます。

 

 

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走るのは、ここです。この風景がほとんど変わらず15Kmほど続きます。季節的なものかどうかわかりませんが、ほとんど人に出会うことはありません。1時間のウォーキングで、すれ違うのは片手で数えられる程度です。自転車で1時間ほど走りましたが、それでも10人を超えることはなさそうです。
舗装されていますが、歩行者のための舗装なので凹凸があり、また、人や他の自転車をよけるために舗装路から外れることもあるので、オフロードタイヤは安心でした。ただ、状態のいい舗装路を走っているときには走行抵抗が大きくて重く感じられました。でも、自転車に乗る目的が健康増進のためなので、走行抵抗はちょうどいい負荷になります。
バイク用のクッション入りのパンツをはいてましたが、お尻は痛くなりました。久しぶりに自転車に乗ったからかもしれません。前述したように、サドルのデザインがすばらしいので、できればお尻のほうをサドルに合わせたいものです。
ハンドルは近くて高く感じました。ステムを突き出し量が大きくてアップしていないものに交換すれば、もっとスポーティーなポジションがとれそうです。
ところでここまでは、自転車をクルマに積んで持ってきます。一般公道を自転車で走るのは、好きではありません。この道を見つけたからこそ、自転車を買ったのです。結局、クルマに積んで移動しているので、エコロジーには貢献していません。

 

 

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仕方がないことですが、せっかくのカラーチェーンも走るとフロント・ディレイラーがこすれて、塗装が剥げてしまいます。走る場所が決まっているので、思い切ってフロントの変速をなくしてしまうというのも手ですが、注油しているうちに色も黒ずんでしまうでしょうから、ある程度汚れたら交換するしかないかもしれません。

 

 

 

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保管ですが、現在はスピダーの後ろ、ガレージドアの間に置いてます。冬はスピダーの出番が少ないので問題ありませんが、将来はクルマの出し入れに邪魔にならないところに保管できるように工夫する必要があります。

 

 

まだ1回しか乗っていませんが、デザイン的に大満足。走行性能は問題なしです。クルマ趣味だけでお金も時間も手一杯なので、自転車趣味には進まないように自重します。
ああそうだ。自転車の一番いいところを書くのを忘れてました。自転車は税金も車検もないんです。さらに燃料代もかかりません。世の中には自転車に百万単位でお金をかける人がいますが、どんなにお金をかけてもクルマ趣味よりは経済的です。

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