2010年5月31日

CORVETTE ENTHUSIAST July 2010

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Corvette FeverはVetteとの合併でなくなってしまいますが、こちらは特にそういう話のないCorvette Enthusiast。ただ、この雑誌も数年前に名前が変わって、今の名前になっています。昔はCorvette Parts & ナントカっていう名前でした。
表紙はGreewoodのGTOコルベット。80年代の前半くらいには、日本ではデイトナ・コルベットと称されて、暴走族に好んで使われていた印象がありますが、今ではほとんど見ないですね。

 

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この号では、C5コルベットに定番ライトチューンである、エア・インダクション、X-PIPE、大流量MAFのインストールが記事になっています。どれも、C5コルベットではコストパフォーマンスの高いアフターマーケット・パーツとされていますが、この記事での性能向上はわずかでした。ただし、ECUのリセッティングをしていないので、リセッティングを施せばもっとパワーが上がるだろう、と結ばれています。
もっとも、「わずか」というのは元々の出力との割合でという意味で、パワーアップの絶対量としては、たとえば国産NA車でこれだけのパワーアップをするためには、エンジン本体に手を入れなければならないレベルです。

私は、以前からX-PIPEには興味を持っていました。X-PIPEは、今ではアメリカンV8ではポピュラーな手法ですが、その歴史は意外に浅く、1995年のNASCARで初めて用いられました。X-PIPEを導入したクルマは、4.5馬力を得ました。イコールコンディションで戦うNASCARにおいては、この4.5馬力が大きなアドバンテージとなり、そのクルマは優勝します。当時、そのクルマがなぜそんなに速いのかわからなかったのですが、あるとき事故でそのクルマが裏返しになり、他のチームの知るところとなりました。そして、あっという間に他のチームも導入し、NASCARではX-PIPEが当たり前になりました。X-PIPEのことを別名NASCAR-typeと呼ぶのはそのためです。

今回、この記事で使われたのはCORSAのX-PIPEで、Dr.GASことBoyd Bulterが開発したオリジナルのX-PIPEとはデザインがかなり異なります。CORSAのタイプではX-PIPEの本来の働きをしないという意見もある一方で、こちらの方が排気抵抗が少ないので有利だとの意見もあり、評価が分かれているところですが、数値的にはどちらもそう違わないように思います。
ノーマルのH-PIPEとは、排気音がだいぶ異なるということなので、わずかな性能向上よりは音の違いを楽しむつもりでいた方がいいのかもしれません。

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