2011年12月23日

今回の購入品

昨夜帰国しました。
恒例となっている、アメリカ滞在中の購入品を紹介します。今回は、クルマ成分多めです。

 

コルベット関係で、エアフィルターとオイルパンのドレンボルト。ドレンボルトは頼まれ物です。
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今回、OBD2関係のものを購入しました。
左側が通常のスキャンツール。これまでスキャンツールはポケットタイプの簡易なものと、PCに接続して使うものを持っていたのですが、やはり普通のスキャンツールが一番使い勝手が良いので、購入しました。C5の場合はDTCを自分自身で表示する機能がありますが、スキャンツールはやはり必要です。それに、スピダーにもOBD2コネクタがあったのですが、ポケットタイプでは通信できなかったので、もうちょっとちゃんとした奴を試してみたかったし。
右側の2つはELM327チップを使ったOBD2通信用のモジュール。上側のがUSB接続で下側がBluetooth接続。
以前から、ArduinoでOBD2から車両情報のモニタをしてみたいと思っていたので、それ用。
OBD2の通信はシリアル通信なので、Arduinoで直接ポートをたたいてやれば通信できるのではないかと思っていましたが、調べてみるとどうもそう簡単ではないらしい。しかし、OBD2通信とRS232との仲介をするチップがあって、それがELM327。当初は、ELM327を単体で買って、自分で周辺の回路を組むつもりでいたのですが、さらに調べてみると周辺回路まで組み込まれた完成品として売られているモジュールがあることがわかりました。それが今回購入した右側のものです。自分で部品をそろえて組み立てるよりも、断然安いです。残念ながらRS232接続のものは見つからず(昔はあったらしい)、内部で変換チップが追加されていてUSBかBluetoothになっていました。こちらの方が、PCを接続したり携帯情報端末に接続したりするのは簡単です。価格はそれぞれ$20未満と安いので、試しに両方購入してみました。
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そして、最後にArduino本。
この本のChapter 15: Vehicle Telemetry Platformが、まさにArduinoとELM327を使って車両データをひっぱってくるプロジェクトが載っています。
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購入品は以上。
今回は、たまたまOBD関係のものとなりました。この正月休みの暇つぶしにしようと思っています。

参考
この記事を読んでOBDとArduinoに興味を持たれた方にのための、最初のとっかかりとして以下の資料を紹介しておきます。
OBDuino (http://code.google.com/p/opengauge/wiki/OBDuino)
Arduinoを使って、OBDのデータを読みだすプロジェクト

ELM327 データシート (http://elmelectronics.com/DSheets/ELM327DS.pdf)

 

 

最後に。
これはクルマとは関係ないですが、先日の記事ですでに紹介した、R.A.T.7。アメリカの職場で使ってみましたが、注目の的でした。私のキュービクルを訪れた人は、必ずこのマウスについて質問してきます。

このR.A.T.7のデザインは、どことなくKTM X-BOWを連想させます。
ktm-x-bow

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