2012年3月18日

このC7はない

CAR and Driver 4月号の表紙。
120318-1
C7の予想イラストですが、このデザインはないでしょ。
どういう人が予想して書かせたのか知りませんが、こんなデザインのコルベットはあり得ないと思うし、外れてほしい。

ちなみに、リアはこれ。
120318-2
これじゃ、まるでカマロ。
C7コルベットのデザイン予想は、いくつかありますが、これはそれらの中で最もヘボいですね。

でも、安心して大丈夫。コルベットのフルモデルチェンジの前年には、このような予想図がたくさん出てくるのが通例ですが、これまで、そのどれ一つとして当たったものはありません。

ところで、C7コルベットのデビューは2014年と公式に発表されていますが、アメリカのモデルイヤーは前年の春から夏にかけてがスタートなので、通常だと2013年の夏頃に販売が開始されることになります。しかしC7に関しては2013年の秋からの販売になると、GMから全米のシボレーディーラーに通達があったそうです。そして、C6の2013年モデルは例年通り2013年の春には生産を終了するので、約半年間、シボレーのディーラーがコルベットを売れなくなります。

日本車では、フルモデルチェンジがアナウンスされると、その前年モデルは買い控えによって販売台数が落ち込むのですが、コルベットはその逆でラストイヤーは販売台数が増えます。
しかし、その販売が終了した後に半年間コルベットを販売できないのはディーラーにとっては大きな痛手。なぜなら、コルベットはシボレーディーラーのドル箱的存在だからです。
コルベットに関して、フルモデルチェンジのために販売が途切れるのは珍しいことではなく、たとえばC3からC4に切り替わるときには、丸1年にわたり販売が停止されていました。それだけ生産ラインの切り替えに時間がかかったわけです。したがって、コルベットの60年にわたる歴史の中で、1983年型というのは公式には存在しません。GMがテスト車両として登録したものがコルベット・マニアによって発見されたりはしていますが。
半年間、生産がストップするということは、今回のフルモデルチェンジは比較的大規模な改修が行われることを意味しています。C5からC6への変更点は、外観・内装が多く車両の根幹にかかわる部分にはあまり変化がなかったので、今回で大幅に手を入れるのでしょう。

もう一つ、GMから各シボレーディーラーへの通達があって、C7コルベットのディーラー権を得るにはC7用の専用設備・工具の購入が義務付けられているそうです。アメリカの自動車ディーラーは、日本とは違ってメーカーの系列会社ではなく、個人経営なので、GMからの要件を満たさなければディーラー権を得られないのですね。生産停止期間と合わせて大変だ。

さて、アメリカではすでにC6ラストイヤーである2013年モデルの受注が始まっているそうです。日本の正規ディーラーがどのような仕様を用意するのかは全然わかりませんが、アメリカの2013年モデルのオーダーリング・ガイドを、下記に置いておきます。コルベットの2013年モデルを検討している方は、参考にしてください。

コルベット・オーダリング・ガイド

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