2012年6月 3日

Marine Sonoma Concourse d’Elegance (Wooden Boat)

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2週間前の日曜日にCaliforniaのSan Rafaelで行われたConcourse d’Elegance。写真をPicasaにアップロードしただけで放置状態だったので、解説付きでいくつか紹介記事を書きます。まずは手始めに日本ではあまり馴染みのないWooden Boatについて。

ちなみに、Concourse d’Elegance。日本では「コンクール・デレガンス」と呼びますが、これはフランス語が語源。アメリカ人は、それを知ったうえでも「コンコース・デレガンス」と呼びます。ちなみに、Concourse d’Eleganceを仏英辞典で引くと、英語の意味はFashion Showになります。

Wooden Boatは木製のボートのことです。私はアメリカ在住時にモーターボートにもかなり興味がありました。飛行機もモーターボートも日本では趣味人口が少ないですが、アメリカではどちらも普通の会社員の趣味の守備範囲にあります。とはいえ、一般的なのはFRP製のモーターポートで、今回出品されている木製のモーターボートは驚くほど高価で維持も大変です。普通の場所では、まず見ることすらできません。金額的な面では、フェラーリやランボルギーニが霞んでしまうくらいのものです。
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上の写真とは別のボートです。
この木目の美しさ。あまり木工細工には興味がない私でもため息が出るほど美しい。
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内装も完璧。
まさにShow Boatと呼ぶにふさわしい仕上がりです。これはもう、乗り物ではなくて立派な工芸品。
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エンジンは過給機付きの2基がけ。重い木製船体のボートでも、これならそこそこのスピードが出るでしょう。もっとも、このボートは美しさを競うものであって、速さは二の次ですが。
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アメリカでは、エンジンマニアが最後に行き着くのはモーターボートです。なぜなら、冷却水は無尽蔵、排気ガス規制なし、低回転のトルクも必要なく、スロットルレスポンスは特に要求されず、ただひたすら最大出力を目指せばいいからです。加えて、アメリカでは免許が不要で、港の付近を除けば速度制限もなし。飛行機も、その辺は同様ですが、飛行機の場合はエンジン停止が大事故につながるので、ギリギリまで性能を上げることはできません。
というわけで、モーターボートはパワージャンキー天国になっています。7Lの過給機付きV8エンジンを2基がけ、4基がけなんて珍しくありません。

普通は、軽くて造詣も容易なFRPの船体が用いられますが、このような木製ボートも味わいがあって、愛好家がいます。ただし、前述したようにかなり高価なので、一般的にモーターボートが楽しまれている場所でみることは、まずありません。実際、私も雑誌でしか見たことがなく、実物のWooden Boatを見たのはこれがはじめてです。その美しさは、息を呑むほとでした。
これを磨くのは楽しいでしょうね。

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