2010年9月11日

Corvette Fever Oct. 2010 FINAL ISSUE

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Corvette Feverの10月号。
以前に書きましたが、Corvette Feverはこの10月号を最後に別のコルベット専門誌であるVetteに併合されます。表紙の上端に"FINAL ISSUE"と書かれています。Corvette Feverは創刊から32年。老舗のコルベット専門誌でした。そのうち、私は10年くらい購読しています。
雑誌の最終号となると、過去の記事や思い出、変遷などを振り返ったりしそうですが、この号はそんなことはなく、いつもとまったく同じです。このまま翌月に11月号が出版されそうな感じです。唯一、"FROM THE EDITOR"という1ページのコーナーで、この号が最終号であり次号からはVetteに併合されると書かれているだけ。このページを除けば、いつもとまったく同じです。
Corvette FeverとVetteはどらちも同じSource Interlink社の出版です。Corvette Feverを廃止にしてVetteを残すことにした理由は、タイトルなのだそうです。Corvette Feverは70年代的響きがありVetteの方がより現代的な印象を受けるからということでした。どちらを残すかという理由はその程度のことなようです。

 

 

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これがFinal Issueであることを示すのは前述の1ページだけで、他は普通に記事が並びます。
そのなかで興味深く読めたのは、ブレーキローターに関する考察。この写真に並んでいるのは様々なレーシング・コルベットのブレーキです。

 

 

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表紙にあるように、ツインターボの1000HPのZ06、スーパーチャージャーで700HPのLS7搭載車、同じくスーパーチャージャーで620HPにしたLS6を積むC5コンバーチブルなどが並びますが、その中で興味深いのが700HPのLS7。写真のやつがそれですが、Z06ではなくノーマルのクーペボディにLS7を積んでいます。しかしそれは珍しいことではなく、注目すべきはこれが日本で言うところの福祉車両であることです。足の不自由な人のもので、すべてを手でコントロールするようにできています。そしてSS1/4mileが9秒台を狙っているということ。しかもエアコンONで。
ドラッグコースまで、快適にドライブし、9秒台で走り、再び快適にドライブして帰宅するという仕様だそうです。改造車で9秒台というのは、昔はゼロヨン専用に改造したクルマでないと出ないタイムでしたが、今では往復の快適性も追求できるのですね。

 

 

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このCorvette Feverが届いた2週間後に、こんなレターが届きました。Corvette Feverがなくなるので、11月号からはVetteを送るよ、という趣旨ですが、普通は先にこれを届けるのが順番だと思いますけど。

なにはともあれ、来月からはVetteが届きます。Vetteも昔は購読していたことがありました。Corvette Feverとかなり内容が被っていたのでやめたのですが、Vetteはこれを機会に紙面構成を全面刷新しているということですから、楽しみです。

 

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