2014年12月24日

電解腐食か?

550 Spyderを全塗装に出した際、フロント・スクリーンを固定している部品のボディ側のボルトが錆びて固着していました。写真の赤丸で囲った部品です。
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どうしても外すことができず、結局切断することに。
切断したのがこの写真ですが、右側はボルトが完全に腐食しているのがわかります。左側のは、ボルトではなくて本体側を切断したのですが、切断面をみると、本体の材質は真鍮のようです。今のクルマではまず使われることがない材料ですが、加工性が良いので昔のクルマでは特に装飾部品に使われていることがありました。
他の部分はそんなに錆びていないのに、このボルトの錆の進行具合だけが尋常ではないので、たぶんこれは異種材締結による電解腐食なのではないかと思います。
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切断してしまったこの部品。足の部分を切り飛ばして、本体にタップを切るなどのアイディアもあったのですが、まずはこの550 Spyderの製造元であるVintage社に問い合わせてみました。すると、
「在庫があるからすぐに送るよ」
って事で、送ってくれたのが今日届きました。レプリカ車のパーツなんて、入手できるとは思っていなかったのですが、Vintage社は今でも車両を製作しているので、パーツも在庫しているようです。純正パーツが入手できるとは思ってもいませんでした。破損した部品は作るしかないと思っていたのですが、うれしい誤算です。
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届いた新品パーツですが、メッキがかかっていないタップの部分の色からすると、20年前の部品と同様に真鍮製のようです。クラッシックカーのレプリカとして、あえて昔と同じ材質で作り続けているのか、それとも単に面倒だからそのままなのか。
いずれにせよ、このままでは再び電食してしまうのは明らかなので、対策を考えないといけません。SUS(ステンレス)製ボルトも、私の経験から多分電食します。イオン化傾向から考えると、今度は真鍮の方が腐蝕するでしょう。ベストなのは、真鍮製のボルトを使うことなので、ネットで検索したら意外とありました。
というわけで、次はボルトのサイズを計って注文します。

こういう事を考えながら部品をそろえていくのも、この種のクルマの楽しみの一つなのかも。

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