2013年6月17日

10th Anniversary Project Part 18

フレア・クォーターパネルにして車幅が広がったので、構造変更してきました。構造変更と言っても、記載事項変更なので強度計算書などの面倒な書類は必要ありません。
作成する書類は継続車検のときとOCRの用紙だけ違いますが、それ以外は同じです。

実際の検査は、まずは普通に車検のラインを通ります。そのあと、新規のラインに入るのが、継続車検と異なるところです。
車検ラインでは一発合格でした。前回はライトの光軸が再検査になりましたが、今回はライトもOKでした。
新規のラインでは、車体の寸法、重量を計測して、それが検査書類に記載されます。車幅や長さの寸法は特別な計測器があるわけではなく、巻尺で計ります。このとき、巻尺の端を持つのを手伝わされます。
車高だけは専用計測器で計測したようですが、どのタイミングで計測されたのかは判りませんでした。
そのあと、前軸重量と後軸重量を測定して、車体に反射器のようなものを取り付けて写真を撮られて完了。
クォーターパネルを交換しているので、コルベットはモノコックボディではない事を説明する必要があるかもしれないと思って、サービスマニュアルとか、作業中の写真とか、一応用意していったのですが、何も聞かれることなく淡々と計測するだけでした。

そして新しい車検証では、幅が196cmとなりました。
130617-02

以前の車検証では184cmだったので、12cm増えたことになります。
130617-03

それ以外の数値は変更無し。

ところでZ06の車幅のGMの公称値は189.5cmです。Z06の場合、車幅の最大値はリアブレーキの冷却ダクトになるのですが、以前の車検証ではそこの部分ではなく、ボディのクォーターパネルの幅で計測されているみたいです。

これまでの記事     
10th Anniversary Project     
10th Anniversary Project Part 2     
10th Anniversary Project Part 3     
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