2015年10月25日

550 Spyder オイル漏れ修理 その1

ミーティングから帰ってきてから、550 Spyderを久しぶりにウマに乗せました。
151025-11

エンジンは絶好調ですが、オイル漏れの量が少し多くなってきたので、その修理を。
エンジンを組んだばかりの頃は、ほとんど漏れていなかったのに、最近では一ヶ月に1Lくらい減ってます。オイルが燃えている感じではないし、ガレージの床にかなり大量に垂れているので、ほとんど漏れだと思います。
オイルが漏れている箇所は、おそらく4箇所。

  1. オイルサンプ・プレート - 今回修理するところ
  2. プッシュロッド・チューブ - ごくわずかに滲んでいる程度。無視して良し
  3. バルブカバー - シールをゴムの新品にしたけどダメ。ただし、少量なので、とりあえず無視して良し
  4. メイン・ベアリング・シール – ここから、どのくらい漏れているのか定かではありません。ここから漏れると、フライホイールが油まみれになると思うのですが、先日、スターターモーターを外したときに見えたフライホイールのギア周辺は、オイルでギトギトという感じではありませんでした。しかし、エンジンとミッションの継ぎ目には、結構オイルが滲んでいます。

乗っていなくても、オイル量が減っているので、大部分は1番のサンプブレートから漏れているのではないかと思います。
4番の修理はエンジンを降ろさなければなりません。そこでまず1番を修理して、それでもオイルが垂れてくるようであれば、今年の冬にエンジンを降ろして、メイン・ベアリング・シールを交換することにします。
それに今回はエンジンを組んでから約1300kmを走り、最初のオイル交換の時期なので、1番の修理のタイミングとして丁度よいのです。

まず、サンププレートを外しました。
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サンププレートは、サンプバンにM6のボルト8本で止まっています。アルミに直タップなので、あまり強いトルクをかけることが出来ず、中途半端に締めているのが、漏れの原因ではないかと思います。過去にネジをなめたことがあるようで、1本だけヘリサートが入っているネジがあります。
それと、このタップはオイルの溜まっているサンプパンの中に貫通しています。本来、ネジはシールすることができません。一応、銅ワッシャが入っていますが、あまりよくシールできていないようです。

外したサンププレートがこれ。
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サンププレート自体はOリングシールとなっていてますが、サンプパンのシール面にはスが入っていたりして、ちゃんとシールできているとは思えません。

とりあえず外しましたが、これをどうやって漏れないようにするか、考え中です。
サンププレートをボルトでとめるのをやめて、サンプパン側にスタッドホルトを植えて、ナットを使って強いトルクで締めてみることを考えていていましたが、それだとスタッドボルトを伝わって漏れてくるオイルをシールできません。

うーん、どうするか。

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